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八木亜希子:19歳でデビューした北海道開拓農民の画家、32年の人生最後に描いた“黒い馬”の情熱に迫る

 フリーアナウンサーの八木亜希子さんが、5月17日放送の「新美の巨人たち」(テレビ東京、土曜午後10時)に出演する。19歳で画家デビューした神田日勝が、人生の最後に描いた黒い馬は、後ろ脚が描かれていない。描かなかったのか、力尽きたのか? 32年の人生だった北海道開拓農民の画家の情熱と執着に迫る。

 北海道の十勝平野の北西部にある鹿追町に、終戦の1945年、東京から開拓農民として神田一家は入植した。日勝は当時7歳。この地に神田日勝記念美術館が建設され、「馬(絶筆・未完)」は館内の一番奥に展示されている。馬の毛並みは精緻に描かれているが、描いたのは筆ではない。キャンバスではなくベニヤ板に描かれている。

 突然病に冒され、残されたのがこの黒い馬の絵だった。開拓農民に欠かせない農耕馬の姿。その毛並みの中に新たな表現方法が隠されていた。予告動画では、八木さんが「特別な絵という感じがしますね」と語る姿が映し出されている。

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