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岡田将生:クズ男熱演があだに 女性キャストから小声で「気持ち悪い」

 俳優の岡田将生さんと女優の木村文乃さんが21日、東京都内で開かれたダブル主演の映画「伊藤くん A to E」(廣木隆一監督、2018年1月12日公開)完成披露試写会に登場した。イケメンで資産家だが自意識過剰で口先だけのダメ男「伊藤くん」を熱演した岡田さんは「(女性陣)みなさんのカットがかかったあとに、小さい声で『気持ち悪い』と言うので、心がくーっとなりました」と役作りの苦労を明かしていた。

 試写会には、佐々木希さん、志田未来さん、池田エライザさん、夏帆さん、中村倫也さん、田中圭さん、廣木監督も出席。岡田さんのクズ男の熱演について、感想を聞かれた佐々木さんは「嫌な気持ちになりました」、志田さんは「圧迫感がすごい」、池田さんは「関わりたくないですね」、夏帆さんは「傷つきました」、木村さんは「この野郎と思っていたよ」とそれぞれ“伊藤くん”に対して悪口をぶつけ、岡田さんは首をかしげながら苦笑していた。

 ぶっ飛んだ役をオファーされた心境について、岡田さんは「こういう役を望んでいたので、そのときは『ラッキー』と思っていたのですが、思った以上にやばいやつでした」と話した。木村さんは映画について「クズでもダメでも毒女でも、すべてのことがダメではなくて、頑張ってもがいている。ドロドロしつつも、さわやかな映画なので愛してあげてください」と最後は映画をしっかりアピールした。

 「伊藤くん A to E」は、柚木麻子さんの同名小説(幻冬舎)が原作。莉桜(木村さん)が「伊藤」という同じ名前の男について悩む4人の女たち(【A】~【D】)から恋愛相談を受けながら、ドラマプロデューサーの田村伸也(田中圭さん)にたきつけられて起死回生の脚本のネタにしようとたくらむ。4人の女性が語る「伊藤」は同一人物かもしれないと手応えを感じ始めた矢先、莉桜の思惑は打ち砕かれる……というストーリー。今年8月からドラマ版がMBS・TBSで放送され、4人の女性と伊藤との恋愛模様が描かれた。

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