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山下智久:オール海外ロケ&英語 世界規模のドラマシリーズでメインキャストに

 俳優の山下智久さんが、ヨーロッパ有数の製作会社「THE MEDIAPRO STUDIO」主導の大型国際ドラマ「THE HEAD」にメインキャストの1人として出演することが6月18日、明らかになった。本作は世界規模での公開が決定しており、国内では2020年春に、インターネット動画配信「Hulu(フールー)」のオリジナル連続ドラマとして配信。ヨーロッパの主要放送局や、中南米、HBO Asiaが網羅する23の国と地域での放送なども予定されている。

 山下さんは今年1月に公開された中国・香港合作映画「サイバー・ミッション」で、海外作品へ初進出。今回は世界規模のドラマシリーズ初出演となるが、「日本も含めてこんなにも世界中たくさんの方に届けることができる作品に参加するのは、初めての経験。プロジェクトへの参加が決まったときは喜びと同時に、『この作品の一部にちゃんとなりたいな』という思いを抱きました」と語っている。

 ドラマは、エミー賞も受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のラン・テレムさんが製作総指揮を務める、南極の科学研究基地を舞台にした“極限サバイバルミステリー”。他国の俳優では、スペインのアルバロ・モルテさん、イギリスのキャサリン・オドネリーさん、米国のアメリア・ホイさんらが出演する。山下さんは、物語において極めて重要な役どころである研究員を演じる。

 全編海外ロケとなる大掛かりな本作の撮影は、12週間かけて、スペインとアイスランドで行われる予定。全編英語のセリフとなる。

 ◇山下智久さんのコメント

 日本も含めてこんなにも世界中たくさんの方に届けることができる作品に参加するのは、初めての経験。プロジェクトへの参加が決まったときは喜びと同時に、「この作品の一部にちゃんとなりたいな」という思いを抱きました。

 「THE HEAD」はスリリングな物語を通し、しっかりと人間の本質を描き出している からこそ、僕自身も考えさせられることがたくさんあります。そんな作品で重要人物の1人を演じるということで、責任とプレッシャーも感じていますが、できる限り作品にフィットする人物を作り上げていきたいです。

 製作総指揮のRan Tellemさんと、監督のJorge Doradoさんは、とても柔らかい雰囲気で親身になって話を聞いてくださる半面、このプロジェクトに対して並々ならぬ情熱がある方々。テレビ電話で役のパーソナリティーやスタンスについても何度かお話しさせていただき、どんどん撮影が楽しみになってきました。

 セリフとしての英語は心情や状況を理解し、たくさん練習した上でこそ自然と出てくるものだと思うので、しっかりと準備して挑みたいです。また、共演者の皆さんも国際色豊かなので、最初は文化の壁もあるかもしれませんが、万国共通である“心”を通じ合わせて、作品を作っていきたいです。自分の意見や思いをちゃんと伝えながら、チームワークを築いていけたらな、と思います。そして今回もたくさんの人に楽しんでもらえる作品、人の胸に刺さる作品を目指して、全身全霊で挑みたいです。

 才能あふれるキャストとクルーが集まる現場で、英語や製作スタイルをしっかり学びつつ、僕が持っているものも共有させていただき、さらに経験を積み上げていきたいです。

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