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日本画家・王培(わん・ぺい)、新作展「天辺」を銀座・ナカジマアートで開催――母のまなざしで描く、子どもたちの凛とした姿

株式会社ナカジマアート
来日から20年以上、日本画を通して子どもたちを描き続けてきた王培が、新作展「天辺」で繊細な感情と生命力を表現


《時津風》2026年 8F号 ナカジマアート

中国から来日して20年以上。日本画家・王培は、日本画の魅力に導かれながら制作を続けてきました。 彼女が一貫して描き続けてきたのは、母国・中国の子どもたちです。とりわけ、中国の山奥の厳しい環境の中で生きる少女たちや、伝統文化を受け継ぎながら暮らす少数民族の子どもたちの誇り高く凛とした姿を描いてきました。その姿には、故郷を離れ、日本で一人の画家として歩んできた自身の不安や葛藤、そして想いが重ねられています。
2019 年、母となった王培は、わが子と向き合う日々の中で生まれる小さな感動や発見を、制作の新たな原動力とし、母親のまなざしで子どもたちを見つめ直すようになります。 万国共通の愛らしい仕草や、あどけなさの残る表情。その奥に秘められた凛とした気高さ、ふとした瞬間に漂う寂しさや切なさ。そして、平凡な日常の中にある幸福や喜び――。王培の作品は、子どもたちの内面に宿る繊細な感情をすくい上げながら、子どもが本来持つ強さと生命力を静かに描き出しています。
本展では、子どもたちの姿を通して映し出されるさまざまな感情や、日常の中にある幸福の瞬間を表現した作品をご紹介いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。


《雲間》2026年 8F号

《浅春》2026年 8P号

新作展「天辺」では、タイトルの通り、空を思わせる青を基調とした作品が多数並ぶ。

私は自画像のように子どもを描いています。 それは子どもたちを見ると、自分たち人間のことがよく理解できるからです。
子どもの時代にしか感受できないみずみずしい世界がありますが、大人になってもその世界への思いを失わないことが人生を豊かに生きるためのベースとなっていると思います。
今、私は子育てをしながら画家としての道を歩んでいます。子どもを通じて幼少時代を再発見することができ、そこにある「内なる子供」を育み振り返ることによって、人生の些細な瞬間にも意味があることを教えられます。日常の暮らしの中にある心安らかな日々や何気ない幸せな一瞬一瞬を絵にしていけたらと思います。
                                 王 培 Pei Wang

日中の架け橋として活動を続ける、日本画家・王培(わん・ぺい)について
中国・天津市に生まれた王培は、北京市中央工芸美術学院(現・清華大学美術学院)在学中、故・平山郁夫氏の特別講義を聴いたことをきっかけに、日本画独特の顔料である岩絵具に強い関心を抱く。これを契機に日本画の世界に強く惹かれ、1998年、日本画を学ぶため来日。1年間日本語を学んだ後、広島市立大学大学院に進学し、日本画を専攻した。2007年には、芸術(日本画)博士号を取得している。
近年では、漆芸家である夫・大塚智嗣氏とともに、中国では途絶えてしまった日本画と漆芸の魅力を伝える活動にも力を注いでいる。中国各地の大学で講義を行い、母国の若者たちに日本の伝統美術の精神と技法を紹介してきた。また、中国中央美術学院の特任講師も務め、教育・文化交流の両面から日中の架け橋となる活動をさらに広げている。
ナカジマアートとの縁は、来日後の学生時代にさかのぼる。広島で学びながら研究のため東京の展覧会をたびたび訪れていた王は、好きな画家の展覧会が開催されていたことから足を運ぶようになった。その折、日本美術院展に初入選した作品《村の学童》(2004年)が当ギャラリーの目に留まり、2007年に初個展を開催。 その後約20年にわたり数年ごとに個展を重ね、本展が8回目の個展となる。


日本画家・王培(アトリエにて)


開催概要

展覧会会場では過去作品の展示、ポストカードや数量限定でオリジナルシールの販売も
会場では、本展にあわせた王培のオリジナルシールを数量限定で販売いたします。5月26日(火)オープン予定の期間限定オンラインショップでもご購入いただけます。詳細はナカジマアート オンラインショップをご確認ください。
また、会期中には、ワークショップ「人物の肌色を作ろう・描こう」を5月29日(金)・30日(土)に開催予定です。
さらに、3階のメイン会場とは別に、5階では過去作品を展示いたします。
2007年より個展を開催しているナカジマアートでしか見ることのできない、20年にわたる王培の軌跡をぜひお楽しみください。

《淡日》2009年 個展「似水年華」出品作

《書童》2011年 個展「花々朶々」出品作

《遠方》2016年 個展「心事」出品作

銀座・西五番街のナカジマアートについて


株式会社ナカジマアート は、銀座五丁目・西五番街にある画廊を拠点として、絵画、特に日本画を中心に取り扱っております。
1995年の開廊以来、日本画の魅力を広く伝える場 として、巨匠から若手まで幅広い作家の作品を紹介してまいりました。開廊当初より、新作展を開催していた日本画家 堀文子をはじめ、片岡球子、平山郁夫 など、日本画の歴史を築いてきた作家の作品を扱ってきました。とくに、堀文子は生前毎年個展を開催、逝去後も画業80年の活動を発信するべく展覧会を開催しています。
近年では、若手作家の新たな挑戦の場として、企画展を開催し、次世代の美術業界を支える取り組みも行っております。昨年は、自身の個展は13年ぶりとなる、日本画家 松井冬子の新作展を開催し、大きな話題を呼びました。
2025年で開廊30周年を迎えたナカジマアート。これからも日本画の魅力を発信し、伝統と革新を共存させる画廊として歩んでまいります。

ナカジマアート


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