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三浦理恵子さんが使用しているクリーム系のシャドウ。頬骨の上にハイライトとして指で乗せる
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三浦理恵子さんが使用しているクリーム系のシャドウ。頬骨の上にハイライトとして指で乗せる

三浦理恵子の美容ライフ:第70回 私なりの旬のメーク術

 汗をかく季節になると、日中のメークの崩れが気になりますよね。普段のメークに関しては、手早く、ナチュラルに!がテーマです。今回は、私なりの旬のメーク術をお話しします。

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 ◇粉を使わないツヤ感メーク  夏場のメークで一番気がかりなのは、汗をかくと崩れやすくなること。崩れた感じは美しくないので、外出中にもさっと直したいけれど、なかなか一からやり直す時間も取れない。そんな時におススメなのは、粉系のファンデーションを使わないことです。  お粉は、下に塗ったファンデーションをとどめる役割だから、崩れると、固めたコンクリートがバラっと落ちるような感覚になって、埋め直すためには一からやり直さないといけなくなってしまいます。でもクリーム状のファンデーションだけなら、直したい個所だけ塗り直してもなじんでくれるので、お直しがしやすい状態になるんです。  粉を使わないとマット系の肌作りではなくなってしまいますが、暖かくなってきたら絵のような肌質より、ツヤ感がある肌の方が健康的に見えますよね。  ◇家の中でも日焼け止め!  私が毎日のメークで使っているのは、日焼け止めのSPF50のクリームと、コンシーラーとチークとシャドーが一緒になった練り状のスティックです。  朝、洗顔して基礎的な化粧水やクリームをつけたら、まずはベースとして日焼け止めをつけます。紫外線はどこでも入ってくるので、家にいる時も日焼け止めは必ず塗るんですが、ベースは基本的にそれだけで、いわゆるファンデーションは普段は使いません。あとはコンシーラーで気になるところを軽く隠したら、チークとシャドーが一緒になったスティックを2本使いして、ちょっと明るく反射させたい頬の高いところにパール感のあるものを乗せて、その下にチークを乗せたら、あとは眉毛や、目のポイントメークで終了。  チークとシャドーが一つになった練り系のアイテムはこれからの季節におススメです。アイメークにパール感のあるものを、まぶたの中央に入れるとパールのキラキラが立体感も出してくれるし、その日の気分でいろいろと変えるのもオシャレですね。  日焼け止めだけだと肌のくすみが気になるという人は、BBクリームが便利です。ファンデーションではないけれど、色のコントロールもしてくれるし、日焼け止め成分も入っているので、自分の肌質に合わせて選ぶのがいいと思います。  ◇メークもリハビリが必要  普段しっかりメイクをしていると、今回提案のナチュラルメークはもの足りないかもしれませんが、ついつい乗せすぎてキツすぎるメークになっている人も多いと思うんです。そのため、まずは家の周りで過ごすときに軽くしてリハビリするのもオススメです。  自分のことってなかなか自分では分からなくて、自分の魅力を勘違いしているかもしれないし、メークにしてもはやっているからやるんじゃなく、自分に似合ってるものを選ぶのが正しい方法ですよね。  ◇自分のベストを見つける  ちょっと話はずれますが、ここ最近、体重が2キロくらい増えたんです。それで周りの友達に、「やせなきゃいけないんだよね」と話したら、今ぐらいがちょうどいいと言われたんです。  男性の友だちからも、以前はやせすぎだったと言われて、なんでその時に言ってくれなかったのって(笑い)。  仕事だからしょうがないと思われていたようですが、自己満足でこれくらいって思っていたことが、意外と外の人から見たらそうじゃなかったって気づかされたんです。  体重が増えた分、おなか周りとか二の腕とか、気になる部分が出てきてはいますが、食事を制限するより、おいしく食べながら運動を取り入れて、引き締めていく方が健康的な考え方だなと、今は思っています。  やせて背の高いモデルさんは確かにカッコイイ! みんなないものねだりなんです。それなら、自分の魅力はどこなのか? ホントにそれが自分にとってのベストなのか、客観的に自分自身を見て、何が必要で何がいらないのか、もう一度見直すことも必要ですよね。  ◇内面の美しさを大切に  メークにしても、パーティーや夜の街で、濃い口紅をつけるのもカッコいいけれど、普段はナチュラルな中のカッコよさを知っていった方が、大人の女性として魅力的だと思うんです。  努力できる部分は努力する、紫外線対策やマッサージをして、肌を悪化させないように心がけることや、基本的なケアをするのは女性として大事なことだと思います。でも、シミもシワもいずれはできるし、誰でも年を取ります。その時に何を美しいと思うのか。そこからの美意識は人によって違うけれど、年齢とともに自然に帰っていった方がすてきですよね。  外側のキレイは、内側から出てくる人間らしさが女性らしかったり、可愛らしさを感じさせたり。男の人なら強さだったり、優しさだったり。内面からにじみ出るものをもっと大事したいと思うので、外見を取り繕うより、いらないものを減らして減らして年相応のキレイを目指していきたいものです。  ノーメークの時に自信を持てる自分になるのは永遠の目標ですが、努力することで自信が出てきて、それは人にも伝わると思うので、できる時にちゃんと努力できる自分でいたいですね。  心も体もキレイになって、毎日キラキラしましょう! できることは今からスタートですよ!

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