ホテル西洋銀座：レストランで復刻メニュー　5月31日の閉館まで

　5月31日をもって営業を終了し閉館する「ホテル西洋銀座」（東京都中央区）は、4月1日から最終日までフランス料理「レペトワ」など館内の三つのレストランで復刻メニューを提供する。

　「レペトワ」は4月1日から1カ月間、ホテルが開業した1987年に前身のレストラン「パストラル」で提供していたコースメニューを、当時の総料理長・鎌田昭男さんが考案した料理を現料理長の広田昭二さんが再現する。全9品のフルコース料理で「オマール海老の温かいサラダ　トリュフソース」「和牛最上肉のエギュイエット　エシャロットのピューレ添え」などが含まれる。2万6000円。

　イタリアンレストラン「アトーレ」は5月1日から最終日まで、往年の人気メニューを一品料理で提供する。「スパゲッティ　イタリア産カラスミと完熟トマト入りバジリコ風味」（3000円）、「ひな鳥の黒胡椒焼き　小悪魔風」（3800円）などが楽しめる。

　また、バー＆ラウンジ「プレリュード」では、4月1日から最終日まで「レペトワ」「アトーレ」「プレリュード」で過去に提供した人気デザートを3品ずつ月替わりで復活させる。「パンナコッタ　赤い果実とパッションフルーツの香りで」（2310円）、「懐かしのティラミス」（2079円）など全6種。（毎日新聞デジタル）