アロマドライ：アロマ加工の寝具が登場　香りで安眠効果に期待

　アロマ加工を施した寝具「アロマドライ」が、老舗寝具メーカー・西川産業（東京都中央区）から発売されている。同社の新ブランドで、安眠効果が期待できるオリジナルのアロマを使用している。

　使用したアロマは、全日空（ANA）の空港ラウンジ、機内の香りや東京・渋谷の複合商業施設「渋谷ヒカリエ」のレストルームなどの香りを手がけるアットアロマ社（東京都世田谷区）と共同で開発した。ラベンダーやベルガモット、イランイラン、ユーカリ、ミントなど7種類の天然エッセンシャルオイルをブレンドし、マイクロカプセル状にして繊維に付着させており、生地をもんだりこすったりするとカプセルが弾けて香りを放ち、心地よい入眠を導くという。

　また速乾性があるうえ、梅雨の部屋干しにも対応した高脱水加工を施しているので、乾燥時間も短く済み、雑菌が繁殖しにくくなっている。

　掛け布団（8400円）、掛け布団カバー（6300円）、枕カバー（2100円）、パイル生地のベッド用シーツ（6300円）など9種類。全国の百貨店、専門店、直営店で購入できる。（毎日新聞デジタル）