ロクシタン：国内初の旗艦店　オープン前にお披露目　会員限定のVIPルームも公開

　28日にオープンする仏人気コスメブランド「ロクシタン」の国内初の旗艦店「ロクシタン 青山本店 メゾン・ド・プロヴァンス」が、オープン前の26日、内覧会を行った。同店は南仏プロバンス地方の家をイメージした造りで、内覧会では同店限定の新「ボンメール」シリーズなどのほか、特別会員しか入ることができない同ブランド初のVIPルームも公開された。

　同店は、99年に日本初上陸でオープンした青山1号店の店舗を、「プロバンスのお家」という新コンセプトでリニューアル。ダイニングルームをイメージした1階は、プロバンスの風景を映し出した大きな窓形のモニターを設置し、家族全員で使える青山店限定の新「ボンメール」シリーズをはじめとした商品を陳列。ビューティールームをイメージした2階は、ドレッサーやバスルーム風のディスプレーで、窓際にはテーブルも置かれ、女性がゆっくりと過ごせるような空間になっている。ここで購入した商品は、プロバンス地方の家庭でよく見られるカラフルなタイルをモチーフとした、同店限定のラッピングサービス（有料）が受けられる。

　3階は、プライベートリビングルームをイメージしたVIP専用ルームで、今回導入された特別会員だけが利用できるスペース。プロバンス地方に伝わるアンティークのインテリアがそろった室内で、無料マッサージや新商品の試用、ティーサービスで約30分間くつろげるほか、宅配サービスなども行っている。年間の商品購入金額が特定の金額以上になると「CLUB OCCITANIA REINEカード」が贈られ、その特別会員のみが利用可能となる（要予約）。

　オープンは28日午前11時でオープニング記念として、3万2000円相当の商品が詰まった1万500円の「オープン記念バッグ」を数量限定で販売する。9月には「ヴォヤージュ・アン・プロヴァンス」をコンセプトとした新旗艦店が東京・新宿にオープン予定。（毎日新聞デジタル）