今月のイケメンシネマ：福士蒼汰、綾野剛、池松壮亮ら若手俳優に注目　ブラピ主演作も

　イケメンが出演する映画を編集部がピックアップして写真とともにお届けする新コーナー「今月のイケメンシネマ」。8月は若手注目俳優の福士蒼汰さんや綾野剛さん、池松壮亮さんらが出演する邦画が続々と公開。洋画はパートナーのアンジェリーナ・ジョリーさんと来日したことでも話題となった米俳優のブラッド・ピットさんの主演作のほか、人気シリーズに出演する英俳優のベネディクト・カンバーバッチさん、フランスの人気俳優ロマン・デュリスさんが出演する作品が並ぶ。（毎日新聞デジタル）

　NHK連続テレビ小説（朝ドラ）の「あまちゃん」で人気急上昇中の福士さんは、タイムトラベルをからめて高校生の青春を描いた「江ノ島プリズム」（吉田康弘監督、公開中）に主演し、スクリーンでもさわやかなイケメンぶりを発揮している。

　11年の朝ドラの「カーネーション」で鮮烈な印象を与えた綾野さんは「夏の終り」（熊切和嘉監督、31日公開）で、満島ひかりさん演じる年上の女性にどんなに虐げられてもいちずに求め、嫉妬と孤独に苦しむ難役に挑戦。池松さんは、マンガ家の西原理恵子さん原作、北乃きいさん主演の「上京ものがたり」（森岡利行監督、24日公開）に出演し、愛すべき“ダメ男”を好演している。

　ピットさんは、世界の終焉（しゅうえん）を描いた「ワールド・ウォーZ」（マーク・フォースター監督、公開中）で、父親として妻子を守るために奔走する役どころ。また7月の来日時に、その人気の高さをうかがわせたカンバーバッチさんは、米映画「スター・トレック」シリーズの最新作「スター・トレック　 イントゥ・ダークネス」（J．J．エイブラムス監督・23日公開）で、復讐（ふくしゅう）にもえるハリソン司令官を演じており、同役は“世紀の悪役”とも評されている。デュリスさんは仏映画「タイピスト！」（レジス・ロワンサル監督、17日公開）で、女性タイピストを育てる“鬼コーチ”を演じている。同作は1950年代のフランスのキュートなカルチャーも楽しめる。