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テレビ朝日の1月期ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」で主演を務める松嶋菜々子さん (C)テレビ朝日
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テレビ朝日の1月期ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」で主演を務める松嶋菜々子さん (C)テレビ朝日

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松嶋菜々子:50代になって生まれた心と体の余裕「生活のリズムが変わった」 2026年も「このペースを保って」

 俳優の松嶋菜々子さんが主演を務めるドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が、1月8日にスタートする。同局の連続ドラマに初主演という松嶋さんは、“マルサ”をしのぐエリート集団を率いる東京国税局の風変わりな敏腕国税調査官の主人公・米田正子(よねだ・せいこ)を演じる。20代から第一線で活躍してきた松嶋さんに、50代になってからの仕事に対する思いや、2026年の抱負などについて聞いた。

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 ◇久しぶりの主演ドラマ「体力的に大丈夫かな」と不安も

 「おコメの女」は、圧倒的な情報収集能力と調査スキルを持ち、“税務調査最後の砦(とりで)”といわれ、“料”の米へんをとって「コメ」と呼ばれる東京国税局資料調査課の国税調査官が主人公。「コメ」の中に新設されたドラマオリジナルの部署「複雑国税事案処理室」(通称ザッコク)が舞台となる。松嶋さんは正子の役作りのため、黒縁メガネにショートヘアでイメージを一新した。

 52歳になった松嶋さん。今作のオファーを受けて、「主演が久々だったので、まず体力的に大丈夫かなという不安と、内容が職業ものなので、説明ぜりふも多く、そういうところを面白く表現できるのかな、と。台本の面白さを感じましたが、どちらかというと不安の方が大きかったですね」と明かす。

 ただ、「私がバリバリ働いていたあの頃(20代)とは、働き方改革でを経てだいぶ変わっているので、(現場では)優しくしていただいています」と笑う。

 ◇お金は“経験”に使いたい

 不安の一方で、“お仕事ドラマ”で新たな職業を演じることによって、知的好奇心が満たされる面があるという。国税というお金を扱う役柄だが、本人は「お金は“経験”に使いたい。そこに価値を見いだしています」と語る。

 若い頃からそう思ってきたが、「何せ仕事が立て込んでいて、途中から子育ても始まったので、自分の知的好奇心を満たすような時間が全く取れませんでした。今は、子ども(娘2人)も成人して手が離れてきた部分もあり、やっと少し落ち着いて仕事や趣味に向き合えるようになりました」と明かす。

 50代に入って生活のペースにも余裕が生まれ、「新たな習い事に出会ったり、お芝居を見に行くとか、どこかへ旅行するとか、体験型の経験が多くなってきました。自分一人でどこまでできるのか、そうすることで、自分を常に新鮮に保っていたいという思いがあります。何事も面白がれて、新しい発見をするのを楽しむ。そこには、今後もお金と時間を使っていきたいですね」と語る。

 ◇撮影現場でも余裕が 共演者と「一緒に演じるのを楽しみながら」

 最近では撮影現場でも余裕が生まれてきたと変化も感じている。

 「一番大きいのは、やはり体力面と精神面ですかね。20代の頃は、空き時間があればとにかく台本をもう一度読み返して、しっかり頭に入れるか、もしくは体を休めるか。次のシーンをどう乗り越えるか、それがすべてでした。今はモニターで他の方の演技を見ながら、一緒に演じること自体を楽しめるようになったといいますか。今回も共演者の方々とたくさんお話したいなと思っています。そこはすごく大きく変わった部分ですね」

 主演だけにせりふ量も多く、しかも特殊な役柄で「決まった言葉をきちんと口にしなくてはいけないせりふも多く、それらを事前に自分の体の中に落とし込んでいく作業もあります」と苦労を明かすが……。

 「今回は私自身、役作りをとても楽しんでいます。悪態をつくところなど、おしとやかというのとはちょっと違う人間を、半分リラックスして、でも緊張感を持ちつつ、その両方のバランスを取りながら、すごく楽しんでいます。今までの役とは違った新しい種類の人間像を作り上げようと思っています」

 ◇2025年は「バランスよく時間を使えた」 朝ドラ出演も話題に

 昨年はNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」で嵩(北村匠海さん)の実母、登美子を演じ、話題になった。

 「2025年の朝ドラ『あんぱん』の役柄が個性的で話題となって、注目していただいたと思うんですが、スケジュール的にはそんなに詰まっていたわけではないので、自分のペースで過ごせていました。体のメンテナンスをしつつ、ちょっとどこかに出かけるなど、とてもバランスよく時間を使えたと思います」と振り返る。

 最近、「自分の生活のリズムが変わった」と実感もしている。

 「だいぶ早起きになったのは、すごく大きな変化かなと。それまでは、家を出るぎりぎりまで寝ていたのが、今は少し早く起きて、自分の生活の一部に仕事を取り込めています」といい、今は「早いスタートのロケだと、朝5時とか、5時半起きなんですが、その分、夕方に終わることが多いので、自分の時間が少し持てるんです。早めにせりふを覚えて、復習する時間が取れたり、早めに就寝したりと時間帯がいい感じに前倒しになっています。朝早く目覚めたら、ストレッチをして、心と体を温めてから現場に挑んでいます」と話す。

 以前は仕事の日とオフの日がはっきりしていたが、「今は一日の中に生活のリズムと仕事のリズムがある。それは自分の中ですごく大きく変わったこと」だという。

 「今は主演なのでスケジュールも少しハードですね。今年は仕事が忙しくなりそうなので、自分の体と向き合いながら、2026年もこの先もこのペースを保って頑張っていきたいなと思っています」と前向きに語った。

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