今月のイケメンシネマ：松潤のラブストーリー　話題のフランス美青年の出演作も

　イケメンが出演する映画を編集部がピックアップして写真とともにお届けする「今月のイケメンシネマ」。10月は、人気グループ「嵐」の松本潤さんが主演する「陽だまりの彼女」（三木孝浩監督）や、正統派美青年と話題の仏俳優エルンスト・ウンハウワーさんが出演する「危険なプロット」（フランソワ・オゾン監督）に注目。岡田将生さん、菅田将暉さん、コリン・ファレルさんの出演作も公開される。（毎日新聞デジタル）

　松本さんが5年ぶりに映画に出演し、主演する「陽だまりの彼女」（12日公開）は累計発行部数100万部を突破した人気恋愛小説が原作。松本さんは内気で鈍感な新人営業マンの奥田浩介役で、中学時代の初恋の相手・真緒と10年ぶりに再会し、再び恋に落ち、永遠の愛を誓い合う。真緒を演じるのは上野樹里さん。真緒に思いを寄せる同僚役で玉山鉄二さんも出演する。

　ウンハウワーさんは1989年、仏シェルブール生まれの若手俳優。「危険なプロット」（19日公開）で、作文を通して周りの大人たちを魅了していく高校生クロード役に抜てきされた。クロードは、クラスメートの家庭をのぞき見して作文を書き、担任の男性教師の個人指導のもと、文才を開花させていくという役どころ。同作はフランスで大ヒットし、ウンハウワーさんの“美少年”ぶりが話題となっている。

　岡田さんは、いくえみ綾さんの人気マンガを映画化した「潔（きよ）く柔（やわ）く」（新城毅彦監督、26日公開）で長澤まさみさんとダブル主演する。岡田さんが演じるつらい過去を抱えた禄（ろく）と、長澤さんが演じる幼なじみを事故で亡くして恋ができなくなったカンナの純愛ストーリー。一方、菅田さんは、男子高校生のグダグダな日常を描いた「男子高校生の日常」（松居大悟監督、12日公開）で、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に出演した野村周平さん、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」で人気を集めた吉沢亮さんと、“非モテ男子”に。人気マンガが原作で、映画のオリジナルキャラクターの“ネガティブ男子高校生”役で栗原類さんが出演する。

　ファレルさんはサスペンスアクション「デッドマン・ダウン」（ニールス・アルデン・オプレブ監督、26日公開）で、妻子を殺され、復讐（ふくしゅう）に燃えるヒットマンのヴィクターを演じる。また2005年に公開された恋愛映画「きみに読む物語」の原作者ニコラス・スパークスの小説を映画化した「セイフ　ヘイヴン」（ラッセ・ハルストレム監督、同日公開）には、「トランスフォーマー」シリーズで名をはせたジョシュ・デュアメルさんが出演する。