sweet：人気ファッション誌のショッピングサイトがオープン

　女性ファッション誌「sweet」（宝島社）の公式ショッピングサイト「sweet official mall」がこのほど開設された。11日には同サイトで販売するグッズを実際に手にして試着できる1日限定のリアルショップが東京都内にオープンし、同サイトをPRした。

　同サイトは、ソーシャルゲーム開発会社「KLab」が宝島社とのライセンス契約により運営。KLabのeコマース事業部の瀬間敏行部長は「『sweet』は38万部という日本一の販売部数を誇るファッション誌。多くの人にサービスや商品を届けることができ、雑誌でファッション・コスメ・インテリアなど幅広いアイテムを扱っていることから、豊富にラインアップもそろえられる。さらに読者は20代後半～30代前半、就業率・未婚率が高いため、自由に使えるお金が多いことからeコマース事業が効果的だと思った」と進出の経緯を語っている。

　「sweet official mall」は、「sweet」で掲載されている人気ブランドを中心に、“大人可愛い”洋服や小物などを取りそろえるeコマースサイト。現在は60ブランド約2000点のアイテムを販売。ファッション感度の高い有名ブロガーや同誌に登場するファッションブランドのプレスが商品のセレクトや着まわし術も提案している。今後、消費者やプレスの意見を聞いたオリジナル商品も販売する予定。「sweet」には、毎月同サイトのページが設けられるなど、雑誌とも連動を図る。

　リアルショップでは、「sweet」のコンセプト「一生“女の子”宣言」の世界観を再現し、店内は色とりどりの花やバルーンで飾られ、同サイトで取り扱う洋服やシューズ、バッグなどの一部が展示された。約100人のブロガーやファッションブランドのプレスが招待され、リムジンによる送迎も行われた。（毎日新聞デジタル）