映画「たしかにあった幻」に出演し、取材に応じた尾野真千子さん
輝く女性に美容法や心の整え方など、美しさの習慣を聞く「私の美容習慣」。今回は映画「たしかにあった幻」(河瀨直美監督、2月6日公開)に出演する俳優の尾野真千子さんに聞いた。
◇44歳、変化にあらがうことなくありのままを見せる 毎朝のパックだけは欠かさない
40歳を超えて、乾燥肌になりつつあるし、シワも増えてきたし、ちょっと老眼も始まって……と、少しずつ体の変化を感じています。今、東京と沖縄の2拠点で生活していますが、沖縄の日差しの強さなども原因でどんどんシワになっていくんでしょうけど、あまり気にしていません。シワができたらできたで、ありのままの“シワの真千子”を撮ってもらおうと思っていて。
昔の写真を見て「この頃は可愛かったな」と思うこともあるし、戻れるものならそのときに戻りたいですが、絶対にかなわないことなので。だったら、年齢によるさまざまな変化にあらがうことなく、そのままの私を見せていけたらと思っています。経験を重ねたことで形づくられる顔つきはすてきですから。もしかしたら、いつかはあらがう日がくるかもしれませんが(笑)。
今まで「やる時間がない」を言い訳に、美容ルーティンのようなものはほとんど何もしてきませんでした。でも、年齢を重ねて、せめてこれぐらいはやらなきゃ、と始めた毎朝のパックだけは欠かさずに続けています。
◇エビフライが大好き 我慢するストレスより、食べたいものをおいしく
食事面でも健康を意識することは特になくて、エビフライが大好きだし、揚げ物はいくらでもいけちゃう。好きなものを我慢してストレスになるよりは、そのとき自分が食べたいと思ったものをおいしく食べています。
実は野菜も全然食べなくて。本当は食べなきゃいけないと思いつつ、お通じもいいので、この食生活でも悪くないのかな。
毎日ヨーグルトや豆乳を飲むことはずっと続けています。健康を意識するというよりも、日常として好きで飲んでいるものを続けているという感じなんですが。正直、やめてしまったらどうなるのか怖いのもあるし、健康でいられているから、今はこのままでいいかなと。
◇女優だからこその褒め言葉は鵜呑みにしない
美しさは、私にとって憧れです。女優をやっているというだけで、きれいだとか可愛いとか、顔が小さいとか細いとか、そういう褒め言葉を言ってもらえる機会は多く、ありがたいけれど、私はあまり鵜呑(うの)みにしていません。自分のことは自分がよく分かっていますからね(笑)。
でも、そうやって言ってもらえることを自分なりに追求していかないと……とは思っています。好きなものを食べて、しっかり寝て、たくさん笑って、無理せず我慢せず自然体で、私なりの美しさを目指していきたいです。