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ニコラ・フォルミケッティ:ガガ“生肉ドレス”の元スタイリストによるガールズユニット誕生

 米歌手レディー・ガガさんの元スタイリストで、“生肉ドレス”を考案したことでも知られるニコラ・フォルミケッティさんがプロデュースする新ガールズユニットオーディション「POP ICON PROJECT TOKYO」の最終審査が22日に東京都内で開催され、ファイナリスト13人から千葉県と大阪府の女子大生3人がユニットメンバーに選ばれた。合格者3人はフォルミケッティさんによるプロデュースの下、ファッションと音楽を融合させたガールズユニット(名称未定)として、日本コロムビアから2014年にデビュー予定で、世界に通用する日本発の“ポップアイコン”を目指す。

 合格者は、千葉県の大学3年生、安川摩吏紗(やすかわ・まりさ)さん(20)、大阪府の大学4年生、森安眞子(もりやす・まこ)さん(21)、同府の大学4年生、辻川奈々実(つじかわ・ななみ)さん(22)の3人。最終審査で「久保田利伸withナオミキャンベル」の「LA LA LA LOVE SONG」を歌唱した辻川さんは、涙で声を震わせながら「うれしいです。ありがとうございます」と歓喜。大ぶりのストーンを複数あしらったワンピースにピンクのファージャケット、手袋やタイツという個性的なファッションで挑んだ森安さんは「自分が選ばれたことが信じられない」と驚きを語り、「七変化できるようなアーティストを目指したい」とアピールした安川さんは「新しい未来が見えてきた気がして、すごく楽しみ」と笑顔を見せた。

 今回のオーディションは、ファッションと音楽を融合させた「日本が世界に誇るアーティスト」を発掘することを目的に、フォルミケッティさんをプロデューサーに迎えて今夏から実施。最終審査では、1次審査、2次審査を通過した13人のファイナリストがそれぞれ歌唱パフォーマンスを行い、フォルミケッティさん、女性ファッション誌「NYLON JAPAN」(トランスメディア)の戸川貴詞編集長、ヘアメークアップアーティストの奈良裕也さん、ドリームクリエイターの小川孔一さんが審査した。

 フォルミケッティさんは3人を選んだ理由を「僕はなんでも直感で選ぶタイプ。フィーリングで決めました。歌もうまいし、踊れるし、ベースがしっかりしている。3人のハーモニーをチューニングしていきたい」と意気込んだ。今後はアメリカに3人を呼び、歌やダンスのレッスンなどを行う予定だといい、デビューについては「来年の中ごろから終わりが目標」と語り、「デジタルを使うなど、今までにない新しい形のデビューの仕方を考えている」と構想を明かした。

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