紅白歌合戦：キョンキョン25年ぶり、薬師丸初出演　あまちゃんが“復活”

　大みそかの風物詩「第64回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷の「NHKホール」から生放送され、スペシャル企画として、紅白PR大使の能年玲奈さんや小泉今日子さん、薬師丸ひろ子さん、橋本愛さんとともに大ヒットしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の出演者が再集結。小泉さんは25年ぶり、薬師丸さんが初めて紅白のステージに立ち、歌声を披露した。

　小泉さんが紅白のステージに立つのは「怪盗ルビイ」で出場した1988年以来。また、薬師丸さんはゲスト審査員として参加したことはあるが、紅白では初ステージ。薬師丸さんが艶やかな着物姿で登場すると観客からは「わー」と歓声があがった。

　企画コーナー「特別編」で“復活”したもので、あまちゃんメンバーが岩手県北三陸市で開いている忘年会を紅白会場にいる能年さんが中継する形で登場。能年さんや小泉今日子さん、薬師丸ひろ子さん、橋本愛さんらが出演。ドラマと同様に、脚本は宮藤官九郎さんによる特別書き下ろしで、大友さんが音楽を担当した。

　今年の紅白のオープニングは、「あまちゃん」の音楽を手がけた大友良英さんが担当。能年さん演じるアキが率いる「あまちゃんスペシャルビッグバンド」が登場した。

　今年の紅白歌合戦は、紅組・白組合わせて51組が出場。「歌がここにある」がテーマで、白組司会は人気グループ「嵐」、紅組司会は綾瀬はるかさん、総合司会は有働由美子アナウンサーが務めた。