田中マヤ：妊婦のボディーケアを語る　美容モデルがマタニティー本イベント

　美容モデルの田中マヤさんがこのほど、神奈川県内で行われた自身の書籍「美容モデル田中マヤのマタニティビューティ」（世界文化社）の出版記念イベントに登場。昨年秋に男の子を出産した田中さんは「今はちょうど6カ月たって、赤ちゃんができることがいろいろと増えてきている時期。本当に可愛いし、自分の中でも新しい発見があります」と、近況を語りながら、実体験したマタニティー生活を踏まえたアドバイスを語った。

　同書籍は、美容雑誌「MAQUIA」「美的」で活躍し、ベジタブルマイスター、アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ新米ママの田中さんが、自身の経験をもとにマタニティー期の美容と健康法を紹介。妊娠線や冷え、むくみなどのトラブルケア、産後の骨盤ケアまで、自身が実践していたノウハウのほか、妊婦でも楽しめる化粧やファッションについてのモデルならではの工夫や、どちらかというと食べづわりだったという妊娠中、体重コントロールと栄養のために、田中さんが作った手軽なレシピも掲載されている。

　トラブルの多い妊娠中のスキンケアについて、田中さんは「妊娠中はフェースラインがむくんだりするので、お手軽マッサージを取り入れていました」といい、「クリームやオイルを手のひらにのばし、内側から外側に塗り、フェースラインをつまむようにした後、首筋に沿ってリンパに流していきます」と、著書のマッサージをレクチャー。「産後はゆっくりお手入れをする時間がなくて、スキンケアをポンプ式のものに変えたり、『ながらケア』をするようになりました」と、自身の工夫も明かした。

　産後の体形のケアについては「骨盤が広がって、階段を下りるときもぐらぐらしてしまうほどだったので、赤ちゃんを産んですぐに骨盤ベルトを締めるようにした。ピラティスなど自宅でもできる骨盤を締める運動などは積極的にしました」と、骨盤ケアの重要さを語り、「産後すぐでなくても、きちんと運動することで体形は戻ってくるらしいので、この本なども参考にしていただけるとうれしいですね」とコメントしていた。