「千葉大学病院の薬膳ごはん」の表紙
千葉大学医学部付属病院の展望レストラン「ヴァンセーヌ」で提供されている薬膳料理「医食同源メニュー」のレシピをまとめた書籍「千葉大学病院の薬膳ごはん」(マイナビ)がこのほど、発売された。レシピは、同病院和漢診療科の並木隆雄医師が監修し、同レストランの岡部栄シェフが考案したもので、同書のためのオリジナルメニューも掲載されている。
同書は薬膳の基本を紹介する「薬膳ごはんの基本」、「疲れ」「不眠」「冷え性、低体温」など13の悩み別にレシピを紹介する「からだに効く薬膳レシピ」、春夏秋冬のおすすめレシピを紹介する「季節の薬膳献立」の3章で構成。レシピは、手軽に作れるようにという配慮から、手に入れやすい食材を使い、手間がかからないよう工夫されている。
並木医師は同書で紹介されているメニューについて「季節の食材を積極的に利用することで食養生の考え方を取り入れ、またフレンチや洋食のジャンルで腕を磨いてきた岡部シェフの工夫により、とても食べやすい味になっています」とコメントしている。A5判、136ページ。1652円。