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米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが23日、東京都内で開催された映画「マレフィセント」のジャパンプレミア・イベントに、エル・ファニングさんとともに登場した。約11カ月ぶり、8度目の来日のジョリーさんはベルサーチの黒いドレスに身を包みイベント会場に姿を現した。今回は子供4人と「キディランドに行った後、渋谷に出てしゃぶしゃぶを食べました。日本大好き!」と満喫ぶりを明かし、「日本に来るといつも滞在が短すぎる。次回はもっと時間を取りたい」と、笑顔で語った。
映画は「眠れる森の美女」の“本当の物語”をジョリーさん演じる邪悪な妖精・マレフィセントの視点で描かれるアクションファンタジー。ファニングさんは演じたオーロラ姫を連想させるアレキサンダー・マックイーンの白いロングドレス姿で登場した。レッドカーペットイベントには、来日ゲストを見ようと約2500人のファンが詰めかけた。「アンジー!」と呼びかけられるたびにジョリーさんは笑顔で振り返って手を振り、ファニングさんもサインや写真撮影ににこやかに応じていた。今回初来日となったファニングさんは「昨日はオフだったので早速、原宿でショッピングしました。友だち用にぬいぐるみがたくさん付いたクレイジーなスマホケースを買った。日本大好きになりました!」と興奮気味に語った。
映画について、ジョリーさんは「主人公が悪役なのはめずらしい。非常に独創的な作品。どんなに見かけが違っていても、暗く落ち込んでしまっても、愛によって乗り越えていくことができる」と映画に込められたメッセージを観客に呼びかけた。ファニングさんも「愛というものは、私たちの周りにあふれていますが、私たちは、それを見る目を持っていなければいけない」とうなずいていた。映画は7月5日に全国で公開予定。3Dも同時公開。