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AKB48渡辺麻友:浴衣でポケモン映画舞台あいさつ「握手会で男の子に映画を見に行くといわれうれしい」

 アイドルグループ「AKB48」の“まゆゆ”こと渡辺麻友さんが6日、東京都内で行われた劇場版アニメ「ポケモン・ザ・ムービーXY 『破壊の繭とディアンシー』」(19日公開)の完成披露舞台あいさつに、ゲスト声優らと浴衣姿で出席した。同時上映される短編「ピカチュウ、これなんのカギ?」のナレーションを担当する渡辺さんは、「(ナレーション担当の話を)最初に聞いた時はうれし過ぎて信じられなかった。たくさんの方に愛されている『ポケモン』の映画に出演できてうれしい」と決まった時の心境を振り返った。子供が大好きで心が安らぐと笑顔で語った渡辺さんは、5日に行われたAKB48の握手会でポケモンのキャラクターが描かれたTシャツを着た男の子が来場したことを明かし、「『夏休みにポケモンの映画を見に行くね』といってくれたことがすごくうれしくて、ポケモン映画に携われてうれしいなと改めて実感しました」とエピソードを明かした。

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 舞台あいさつには、渡辺さんのほか、三田佳子さん、中川翔子さん、足立梨花さん、お笑いコンビ「中川家」、ポケモン映画に“皆勤賞”の山寺宏一さんら長編「破壊の繭とディアンシー」でゲスト声優陣、主人公・サトシ役の松本梨香さん、湯山邦彦監督も出席。七夕にちなんで出席者全員が浴衣姿で登場し、短冊に書いた願い事を発表した。今年行われたAKB48の選抜総選挙で1位に輝いた渡辺さんは「ポケモン映画がこの夏一番の映画になりますように」と短冊に願いを込め、「皆さんにとってもこの夏一番の思い出になるような作品になったらいいですね」と笑顔で語った。渡辺さんの短冊を見た山寺さんからは「(総選挙で)一番を取ったまゆゆが一番というと説得力がある」と力強く語った。

 長編「破壊の繭とディアンシー」は17年目を迎えるアニメ「ポケモン」の劇場版最新作にして、「XY」シリーズとしては初の劇場版。ダイヤモンド鉱国の姫・ディアンシーとともにサトシとピカチュウらが伝説のポケモン・ゼルネアスを探す旅を描いている。アニメ声優初挑戦の三田さんは「ゼルネアスは生命が豊かになる象徴なので、この年齢になり、いよいよそのような境地になれたのかとうれしく思います」とコメント。ゲスト声優8年目を迎え、今作ではミリス役を演じる中川さんは「宇宙の歴史がある限り、100周年、1億周年とポケモン映画が続いてほしい!」と熱い口調で語り目を輝かすと、マリリン役の足立さんは「サトシとピカチュウのようなすてきなパートナーがあらわれますように!」と意味深なコメントを短冊に書き、「(恋愛など)そっちの方でとらえてもらってもいいです。報道陣のご自由に……」と語り、笑いを誘った。ステージでは主題歌を担当したガールズバンド「SCANDAL」も登場し、劇場版主題歌「夜明けの流星群」を披露した。(遠藤政樹/フリーライター)

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