高野山カフェ：東京・丸の内に期間限定オープン　瞑想や写経体験、おすすめ女子旅も

　世界遺産・高野山の魅力を気軽に体験できる「高野山カフェ」が、昨年に続いて東京・丸の内の新丸ビル7階「丸の内ハウス」に8月29日から期間限定でオープンする。今回は、2015年の開創1200年に向けた「高野山1200年祈祷」や真言宗の瞑想（めいそう）法を体験できる「プチ阿字観」、おすすめの女子旅を紹介する「高野山女子旅パーティー」などが初めて実施されるのをはじめ、オリジナルの精進料理や精進スイーツ、写経や僧侶とのフリートークなどが楽しめる。9月7日まで。

　高野山1200年祈祷は、参加者への感謝と幸福を願って最終日の9月7日午後6時から無料で実施。また、阿字観とは、精神の集中力と想像力を養い、人間の潜在能力を呼び覚ますといわれている真言宗の瞑想法の一つで、プチ阿字観では、僧侶が呼吸法から分かりやすく直接指導するので、初めての人でも安心して体験できる。期間中、毎日午前11時から実施。所要時間は約50分。予約は不要。

　高野山女子旅パーティは、8月30、31日に実施。仏教や和の新しいレジャー的楽しみ方を発信する「丸の内はんにゃ会」代表でイラストレーターの田中ひろみさんと雑誌などでの旅企画や神社仏閣の取材・執筆活動を行う吉田明乎さんが登場し、僧侶とともにおすすめの楽しみ方を紹介する。開催時間は午後2～3時。予約は不要。

　また、写経の無料体験や僧侶とのフリートークが楽しめるグループ形式のトークタイム、ミラーボールの下でお経に旋律をつけて唱える「声明（しょうみょう）ライブ」、日替わりでテーマに合わせて僧侶などから高野山の講座を学べる「高野山夜学校1200」などを無料で実施。精進料理のレシピを伝授する有料講座も設けられる。開催時間は、各企画によって異なる。

　また、会場内のレストラン全9店舗では、揚げ麩（ふ）をビスケット代わりに敷き詰めたヨーグルトケーキや、一度に6種類の麩が楽しめる御膳など麩を使ったメニューをはじめ、精進料理や精進スイーツのオリジナルメニュー35品が提供される。