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エムエムパリス:仏デザインチーム パルコ新広告に起用

 アイスランドのシンガー・ソングライターのビョークさんのアルバムアートワークなどを手がけたフランスのデザインユニット「M/M(Paris)」(エムエムパリス)が、ファッションビル「パルコ」の広告キャンペーンに起用されたことがこのほど、明らかになった。今秋から1年にわたって広告制作を担当する。秋冬の広告は全国のパルコで18日から掲出されている。

 エムエムパリスは、ミカエル・アムザラグさんとマティアス・オグスティニアックさんが1992年に結成。パリを拠点に、ファッション、音楽関係の仕事を中心に活躍している。2013年には同ユニットが手がけたビョークさんのアルバム「Biophilia」(バイオフィリア)がグラミー賞の最優秀レコーディング・パッケージ賞を受賞した。

 同ユニットは「パルコの広告、それは私たち2人がアートスクールの学生だったころから常に、憧れとも言える芸術作品でした」といい、「今、ほんの小さな存在にすぎないとしても、私たちのビジョンがパルコの偉大な歴史の一部となることを心から望んでいます」とコメントしている。

 秋冬の広告は、13年の「マーク ジェイコブス」のキャンペーンモデルを務めたリリー・マクメナミーさんをモデルに起用。「ミュウミュウ」「ルイ・ヴィトン」の広告などを手がけるビビアン・サッセンさんをカメラマンに起用した。「四季の移り変わりを追う」というコンセプトで、オランダの海岸で撮影された。

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