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ベルサイユのばら:オスカルとアンドレの等身大立像初公開 原作者もできばえに「感動」

 名作マンガ「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレの等身大立像が18日、六本木ヒルズ(東京都港区)の森アーツセンターギャラリーで行われた展覧会「わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット少女まんがの半世紀~」の報道陣向け内覧会で初公開された。像は旗を持つオスカルとそれを支えるアンドレの姿で、オスカルのブーツのかかとから頭頂までが185センチ、60センチの台座を含めて床から旗の先までが312センチ、総重量は2体で100キロ以上ある。同マンガの等身大立像が製作されるのは今回が初めて。

 同マンガ原作者の池田理代子さんは同日、同所で会見し、「等身大でこれだけのものを作っていただいて感動しました」とコメント。「最終的には自分が作るのが一番。私が彫刻家だったらよかったのに」と話した。同展のスペシャルサポーターに就任した俳優の谷原章介さんも登場した。

 等身大フィギュアは、池田理代子さんが同マンガの連載終了後に描き下ろしたポスター用の絵をベースにした。展覧会では立像とともに写真撮影をすることができる。

 「ベルサイユのばら」は1972年から約2年間、少女マンガ誌「週刊マーガレット」(集英社)に連載され、アニメ化、舞台化もされた名作マンガ。18世紀後半のフランス革命を軸に、男装した近衛隊長オスカルとその幼なじみアンドレ、王妃アントワネットとフェルゼンらの恋愛模様を描いている。

 展覧会では「ベルサイユのばら」「アタックNO.1」など往年の名作から「アオハライド」「君に届け」「ホットロード」といった話題作まで、少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)と「別冊マーガレット」(同)を代表する作品の貴重な原画300点超が公開される。同展は20日~10月19日。開展は午前10時~午後8時。

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