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渋谷・表参道 Women’s Run:女性限定10キロレースに4800人 荒川静香さんもエール

 女性ランナー限定のランニングイベント「第5回 渋谷・表参道Women’s Run」が22日、東京・渋谷、表参道、原宿エリアを巡る10キロをコースに開催され、4842人の女性ランナーが参加し、4808人が完走した。昨年11月に第1子を出産したプロフィギュアスケーターの荒川静香さんがスペシャルゲストとして登場し、「集中しすぎず、『今日は天気がいいな』とか『緑がきれいだな』など、いろんなことに目を向けて発見しながら走っていると、緊張していたことを忘れられると思います」と初参加のランナーたちにエールを送った。

 「渋谷・表参道Women’s Run」は、2011年から毎年開催されているイベントで、今年が5回目。女性マラソンの先駆けとして、1977、78年に表参道周辺をコースに開催された「原宿女子ミニマラソン」を前身にしている。

 今年は「Debut」をコンセプトに、より多くの女性に「大会デビューは渋谷・表参道で」とファーストステップの目標にしてもらおうと、前日イベントとして「Run & Beauty Debut フェスタ」を初開催。「ランニングクリニック」といった体を動かして楽しめるスポーツをはじめ、外ごはんワークショップなどの「女子キャンプ・アウトドア教室」を開催した。

 当日は暖かい陽気に恵まれ、参加ランナーは渋谷公園通りや表参道、明治神宮の境内を駆け抜けた。今回大会デビューした人の最高齢は68歳で、10キロを1時間5分51秒で走ったという。ランニング大会初参加を対象とした「大会デビュー枠」の参加者たちは、「いつも走れないような都会の街を走ったので楽しかった」「たくさんの人が笑顔で、沿道の方もみんな笑顔で応援していただき楽しかった」と振り返っていた。

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