ほめ言葉が聞こえるレシピ：手間をかけずに「ほめられる」を目指した家庭料理のレシピ本

　料理への「ほめ言葉」から考案したレシピ本「手間をかけずに　この『ほめ言葉』が聞こえるレシピ」（文響社）がこのほど、発売された。食べた時に「なんかほっとする」と言われることを目指した豚汁や、「毎日食べても飽きないね」と言われることを目指したポテトサラダなど、86の家庭料理のレシピを掲載している。

　同書は情報番組「アサイチ」「きょうの料理」（ともにNHK）などに出演する料理家で栄養士の小田真規子さんが手がけた。「何度も食べた定番料理なのにほめられる」「10分で作ったのにほめられる」「フライパン1つで作れるのにほめられる」などの9章立て。

　「ほめ言葉」としてほかに「誰に教えてもらったの？」「焼いただけなのになんでこんなにおいしいの？」「ワインがすすむね」「また作って！」などの言葉が並び、ハンバーグ、しょうが焼き、肉じゃが、チンジャオロース、さんまの塩焼き、グラタン、チャーハン、茶わん蒸しなどのレシピが掲載されている。

　同書によると、レシピは「どんな方でも失敗せずにおいしく作れるよう、少し詳しく書いてあります」といい、「切り方や火加減や、加熱時間、フライパンの大きさなどに気をつけて作っていただくと、それだけでいつもとは違うおいしさが生まれます」とアドバイスされている。A5判、144ページ。1350円（税抜き）。