篠田麻里子：女子高生100人と“本気の鬼ごっこ”　トリンドル「恐怖思い出した」

　モデルで女優の篠田麻里子さんが7日、東京都内の女子高校で行われた映画「リアル鬼ごっこ」（園子温監督）の公開記念イベントに登場。トリプル主演を務めたトリンドル玲奈さん、真野恵里菜さんと、現役女子高生100人とともに劇中さながらに本気の鬼ごっこに挑戦。全力疾走で鬼から逃げ回った。

　鬼ごっこは2回行われ、篠田さんは「1回目は逃げ切れたんですけど、2回目は鬼6人くらいに囲まれて駄目でしたね」と苦笑い。同じく2回目では鬼に捕まったトリンドルさんは「この追い詰められる感じは、撮影中の恐怖を思い出しました。でも楽しかったです」とにっこり。2回とも逃げ切れなかった真野さんは、額の汗をぬぐいつつ「大人になってこんなに全力で、なおかつ笑顔で走ることってないので楽しかったです」と振り返った。

　さらに、トリンドルさんが「今鬼ごっこをして追い詰められる感じを味わったと思うんですけど、劇場でもう一回体験できると思うので、ぜひ見てね」と呼びかけると、女子高生たちからは「かわいい！」と大歓声。篠田さんは「今日、鬼ごっこしてくれた人は絶対（映画を）見てくれると信じてます（笑い）」、真野さんも「みなさんも『リアル鬼ごっこ』チームの一員です。ぜひ映画を見て盛り上げて」とアピールしていた。

　「リアル鬼ごっこ」は、山田悠介さんが2001年に出版した人気ホラー小説で、全国の佐藤さんが鬼ごっこをし、捕まったら殺されるという衝撃的な内容が若者を中心に口コミで広がり、大ヒットを記録。マンガ化や映画化、連続ドラマ化もされた。今回の映画は園監督のオリジナル脚本で、ターゲットを“全国のJK（女子高生）”に変更。篠田さん、トリンドルさん、真野さんがトリプルヒロインを務めている。11日から全国ロードショー。