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18日公開の劇場版短編「ピカチュウとポケモンおんがくたい」でナレーションなどを担当した山本美月さん
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18日公開の劇場版短編「ピカチュウとポケモンおんがくたい」でナレーションなどを担当した山本美月さん

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山本美月:ポケモンなら「私はイーブイ」 声優業にも意欲

 モデルで女優の山本美月さんが、18日に公開された人気アニメ「ポケットモンスター」(ポケモン)の18作目となる劇場版アニメ「ポケモン・ザ・ムービーXY『光輪(リング)の超魔神 フーパ』」と同時上映された劇場版短編「ピカチュウとポケモンおんがくたい」でナレーションと、本格的な歌に初挑戦した。山本さんにポケモンの思い出や歌、ナレーションについて聞いた。

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 ポケモンは1996年に第1作「ポケットモンスター 赤・緑」が発売され、以後世界的なヒットとなった人気ゲームが原作。アニメは97年4月から放送された。

 山本さんはポケモンの思い出を「(幼い頃から)アニメが好きで(ポケモンを)よく見ていました。シールを集めたり、お母さんが朝食で“ポケモンパン”を作ってくれたり、生活の中にポケモンが自然にあったというような環境でした」と語る。また自身をポケモンで例えると、と聞くと「イーブイのやきもち焼きみたいな感じでしょうか」と明るい表情を見せた。

 子供の頃から慣れ親しんだポケモンのナレーションを担当したことについて「自分でやるとなるとプレッシャーですけど率直にうれしかったです。家族にもすごく喜んでもらえました」と振り返り、収録の際は「監督から、ポケモンに話しかけるというより、(見てくれている)子供たちに同調するように話してほしいと言われました」という。「自分の声にピカチュウたちが反応してくれたり、ニャースが怒ったりしてくれて、本当にうれしかったです。感動しました」と喜んだ。

 山本さんは「ピカチュウとポケモンおんがくたい」で、同作のテーマ曲に採用された、放送中のテレビアニメのエンディング曲「ガオガオ・オールスター」を歌っている。山本さんの歌声とポケモンたちの鳴き声との“セッション”が楽しめるのが特徴。これまでCMなどで歌を口ずさむことはあったが、仕事で本格的に歌うのは今回が初めてだった。

 「歌はすごく苦手なんです。私の声って独特でコンプレックスでした。音楽の授業でみんなの前で歌うのとか本当に苦痛でした。モデルのお仕事で可愛い洋服とか着させていただいているのに『声はぶさいくだよね』とか言われたり……」と告白した山本さん。しかし「私の声を求められたってことがすごくうれしかったです」と満面の笑顔を見せる。

 歌の収録までは「仕事の合間や、家で練習しました」といい、録音は1フレーズずつ行った。その際には「『(音程が)合ってますか?』とか言いながら録音しました。終わった後は安心感がすごかったです」と振り返る。

 今回の仕事について「(ナレーションに)演出が付いていたり、お芝居とリンクしていることがよく分かりました。でも歌のオファーはちょっと……」と苦笑い。声優業について聞くと「声がコンプレックスだったけど、この業界では、それが武器になるって言われました。深夜アニメとかの女の子からモテモテの男の子役とかをやってみたいです」と意欲を見せた。

 劇場版アニメの公開初日にあたる18日は、山本さんの24歳の誕生日。山本さんは「一生忘れられないです。いつか自分の子供に自慢したいですね」と満面の笑み。「それまでポケモンが続いていてくれたらいいですね。(主人公の)サトシはいつまでもポケモンマスターになってほしくないです」とおどけた。

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