今週のファッションチェック：竹内結子、広末涼子がシンプルワンピで　田中麗奈は着物でシックに　前編

　1週間の女性有名人のファッションを紹介する「今週のファッションチェック」。今回（8～14日）は竹内結子さん、広末涼子さん、田中麗奈さん、綾瀬はるかさん、水川あさみさん、菜々緒さん、剛力彩芽さんらが華やかなファッションで登場した。前後編で取り上げる。

　竹内さんは14日、東京都内で行われた映画「残穢（ざんえ）－住んではいけない部屋－」（中村義洋監督、30日公開）の完成披露試写会に登場。トップスが白、スカートが黒というロング丈のワンピースに、存在感のあるピアスと、大ぶりのブレスレット、ベルトが赤になったパンプスを合わせたファッションだった。共演者の橋本愛さんが12日に20歳の誕生日を迎えたことから、20歳のころの思い出を聞かれた竹内さんは「買ったばかりの自転車を5分くらいで盗まれました」と明かしていた。

　映画は、第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美さんの小説「残穢」が原作。ミステリー小説家である「私」（竹内さん）のもとに、女子大生の久保（橋本さん）という読者から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙が届き、2人で調査を開始すると驚がくの真実が明らかになり……というストーリー。

　広末さんは9日、東京都内で行われた公開中の主演映画「はなちゃんのみそ汁」（阿久根知昭監督）の舞台あいさつに登場。シンプルなひざ下丈の黒いノースリーブワンピースに、ゴールドのネックレス、そろいのデザインのピアスとブレスレットを合わせていた。広末さんは、共演した俳優の滝藤賢一さん、一青窈さんに同作の演技などを絶賛され、「ありがとうございます」と照れ笑いだった。

　映画は、33歳の若さで亡くなった安武千恵さんが5歳の娘と夫、家族との日々をつづったブログを基にしたエッセーが原作。乳がんを患い余命わずかとなった千恵（広末さん）が、幼い娘にみそ汁づくりを通して愛情と生きていく強さを伝える姿を描く。遠藤さんが千恵の夫、一青さんが千恵の姉を演じている。

　田中さんは8日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた主演ドラマ「愛おしくて」（NHK総合、毎週火曜午後10時）の完成試写会に出席。白地に紫が配された花柄のシックな着物姿を見せた。田中さんは有松絞の絞り染め作家役で、秋吉久美子さん演じる師匠と、一人の男性を取り合う同作について「三角関係や、訳ありの恋という部分も楽しめると思いますが、有松絞を作っている過程をすごく丁寧に撮影しています。そこも見ていただけたら」とアピールした。