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女優の宮崎あおいさんが14日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で行われた映画「世界から猫が消えたなら」(永井聡監督)の初日舞台あいさつに清楚な白いロングワンピース姿で登場した。ヒロインの“彼女”を演じた宮崎さんは、「(映画のロケを行った)アルゼンチンは行くまでが楽しかった。予定の飛行機に乗れなかったり、思い出に残った。旅のトラブルを楽しめるかが大事だと思います」と話した。
永井監督は、アルゼンチンで撮影中の宮崎さんの様子を「あおいさんは(日本に)帰りたがっていた。家が好きみたいです」と明かすと、宮崎さんは「楽しんでいましたよ!」と否定。また、撮影について「世界遺産の滝で撮影したのですが、貴重な経験でした。何かに動かされる感覚があった」と話していた。
舞台あいさつには、主演の佐藤健さんのほか、濱田岳さん、奥田瑛二さん、原田美枝子さん、佐藤さんが演じる“僕”の愛猫・キャベツことパンプも登壇した。
映画は「電車男」「モテキ」などで知られる映画プロデューサーの川村元気さんの小説が原作。余命わずかと宣告された郵便配達員(佐藤さん)が、自分と同じ姿をした悪魔と「大切なものを一つ消すことで、一日の命を得る」という取り引きをして、かつての恋人(宮崎さん)や親友、家族との絆を確かめていく姿が描かれている。