「営業部長 吉良奈津子」第1話 主演の松嶋菜々子さん(右)と松田龍平さん
松嶋菜々子さんの3年ぶりの連ドラ主演作となる「営業部長 吉良奈津子」(フジテレビ系木曜午後10時、初回15分拡大)が21日スタートする。広告代理店の売れっ子クリエーティブディレクターだった主人公の奈津子が3年ぶりに産後職場復帰するが、会社の業績悪化や人の入れ替わりなどで状況は一変。営業部に配属され、全く奈津子を信頼していない“クセモノ”ばかりの部下たちに囲まれ、家庭と仕事のはざまで悩みが増えていく。口うるさい姑(しゅうとめ)の手を借りたくないとベビーシッターを頼むが、その“彼女”の存在が、幸せな家庭が崩壊していくきっかけになっていく……というストーリー。
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社会現象を巻き起こしたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)で、不倫に落ちる主婦の姿を描いた井上由美子さんが脚本を担当。キャストは、奈津子の元アシスタントでクリエーティブディレクターとして活躍する高木啓介を松田龍平さん、夫の小山浩太郎をお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さん、姑の周子を松原智恵子さん、ベビーシッターの坂部深雪を伊藤歩さん、常務の斎藤良一を石丸幹二さんが演じる。奈津子の復職先の営業開発部の一癖も二癖もある部員は、仏頂面の副部長・米田利雄を板尾創路さん、神経質なミニマリストの一条達哉役でDAIGOさん、スマホが手放せない川原義雄役で岡田義徳さん、デキる女を気取っている今西朋美役で中村アンさん、能天気な新入社員の神崎あすか役で足立梨花さん、元気だけが取り柄の丸尾裕人役で白洲迅さん、柔和な笑顔が仙人風の郷貴志役で高木渉さんが出演する。
第1話は、かつて「東邦広告」のクリエーティブディレクターとして辣腕(らつわん)を振るった吉良奈津子が結婚、出産を経て3年ぶりに復職を果たす。奈津子は当然、古巣のクリエーティブ局に戻ると思っていたが、復職先は営業開発部長で、半期でノルマの1割にも達していないという業績不振の部署だった。奈津子はあきらめムードの部員たちを叱咤(しった)するが、息子の壮太(高橋幸之介君)を保育園に迎えに行く時間になってしまう。保育園で、壮太とおもちゃの取り合いをしていた女児をピシャリとしかったベビーシッターの坂部深雪と出会う。帰宅後、夫の浩太郎にそのことを話すが、預けるなら姑の周子に頼めばと言われてしまう。翌日、急成長中で広告費は前年比500%という回転寿司チェーン店のことが話題になり、すでに別の代理店が食い込んでいるが、5年前に奈津子が社長に指名され、宣伝を頼まれた店だったため、奈津子は部員を連れ社長を訪ねる……という展開。
牧野正チーフプロデューサーは「女性が働くということをまっすぐに描いたドラマが作りたい」といい、“2016年の働く女性代表”として起用した松嶋さんが家庭と仕事に悩む“働く女性”をどう演じていくのか。NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」以来約3年ぶりの連続ドラマ出演となる松田さんは松嶋さんと初共演。今期、同じく働く女性を描いた「家売るオンナ」(日本テレビ系)に主演している北川景子さんと新婚のDAIGOさんの演技にも注目だ。
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