橋本愛：モノトーンの花柄レースワンピ　母・宮崎あおいに感謝の手紙

　女優の橋本愛さんが22日、東京都内で行われた主演映画「バースデーカード」（吉田康弘監督）の初日舞台あいさつに共演の宮崎あおいさんらと登場した。橋本さんはモノトーンの花柄レースのワンピース姿、宮崎さんはカラフルな花柄のロングプリーツワンピースという装いだった。

　舞台あいさつにはユースケ・サンタマリアさん、須賀健太さん、中村蒼さん、吉田監督も出席。手紙を通して思いを伝える同映画にちなんで、娘役の橋本さんから母役の宮崎さんへ、息子役の須賀さんから父役のユースケさんへ、初恋相手役の中村蒼さんから橋本さんへ、感謝の手紙が披露された。橋本さんは、手紙の中で「母娘という設定にもかかわらず、一緒にお芝居する機会がほとんどなくて悔しいなと思っていました。だからこそ、対面する1シーンはとても貴重で大切で、私にとっては宝物のような時間になりました」と宮崎さんとの思い出を語り、「一緒にキャンペーンを回って、宮崎さん自身が愛情深い人なのだと思いました。これからもずっと尊敬しています。いつか、会話のお芝居ができますように！」と今後の共演を願った。宮崎さんも「こちらこそ！　ありがとうございました！」と笑顔で応えた。

　映画は、毎年届くバースデーカードに書かれたメッセージを通して亡くなった母親と残された家族との絆や深い愛情を描いた感動作。バースデーカードを通じて成長していく主人公・紀子を橋本さん、紀子が10歳のときに亡くなった母・芳恵を宮崎さん、紀子の父・宗一郎をユースケさん、弟・正男を須賀さんが演じた。フォトセッションには、映画の“誕生日”である初日にちなんで、バースデーケーキを持って、橋下さんの子ども時代を演じた篠川桃音ちゃん、須賀さんの子ども時代を演じた星流くんも登場した。