「第67回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場した紅組司会の有村架純さん(右)と総合司会の武田真一アナウンサー
人気グループ「嵐」の相葉雅紀さんが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第67回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場。白組司会を務める相葉さんは、嵐のメンバー5人での司会とは「全然違いますね。大変なところは桜井(翔さん)がいつもやっていたので。僕は5回司会やってても、1年分くらいしかやってないと思う。やることの量がすごい」と明かしつつ、「今日は楽しく出演者とお話しさせてもらって、そんなに緊張感がマックスに上がっている感じでもないので、楽しんでます」と語った。
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紅組司会の有村架純さん、総合司会のNHKの武田真一アナウンサーとともに無数のフラッシュを浴び、「くらくらきちゃいましたね。久しぶりだったので」と苦笑い。有村さんへのライバル心を聞かれると、「俺は負けないぞと思っている。なんでかと言うと、僕、勝っても1回も優勝旗を持てていないんですよ。リーダーがいつも持っていて。1回もあれ握ったことないので握りたい。勝ちたい気持ちはすごいある。でも仲よくやりたいなというのもある」と明かした。
「V6」の井ノ原快彦さんが「貫禄が出た」と発言していたことを伝えられると、「本当ですか! うれしいですね。え~、うれしい」と喜びつつ、「いやいや、僕なんか全然ですよ」と謙遜。「V6、キンキ(Kinki Kids)さんが先輩だといる。いると安心しますよね、同じ事務所の兄さんたちだし、ぼくはジュニアの時にバックについていたので」と明かし、「嵐のコンサートでも、紅白の練習をさせてもらった。その人たちの思いも背負ってやらないといけない」と気を引き締めていた。
また、有村さんへのアドバイスを求められると、相葉さんは「僕ら、衣装の着替えとかあるし、最初着物だったりすると、すごい小さいことなんですが、ご飯の時間は気をつけろと。ご飯の時間ちゃんと取ってねって。でもあんまり直前に食べると締め付けられるので気持ち悪くなっちゃうから。それは僕、最初にやったときに思った」と助言。有村さんが「(相葉さんは)早替えのプロですから。5分とかの間に全部やって……」と応えると、相葉さんは「5分は時間ありすぎだね。嵐レベルだと1分でいけるから。30秒でやったこともあるし」と語って笑いを誘っていた。
今年の紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」で、有村さんが紅組、相葉さんが白組の司会で、総合司会はNHKの武田アナウンサーが担当。紅組のトリを石川さゆりさん、大トリを嵐が務める。昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)で放送される。
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