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小栗旬:4月連ドラで西島秀俊とバディーに 「BORDER」金城一紀と再タッグ 

 俳優の小栗旬さんが4月スタートの連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮題)」(関西テレビ・フジテレビ系)で主演を務めることが13日、明らかになった。警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を描くアクションエンターテインメントで、原案と脚本を直木賞作家でドラマや映画化もされた「SP」シリーズなど知られる金城一紀さんが手がける。小栗さんと金城さんは、2014年放送の連続ドラマ「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」(テレビ朝日系)に続くタッグで、西島秀俊さんも特捜班の一員として出演する。

 ドラマは、金城さんが小栗さん主演で5年前から構想を練ってきた作品。人に言えない過去を持つ各分野のスペシャリストが結集した「公安機動捜査隊特捜班」の面々が、時に国家や政府の「汚れ仕事」もこなし、自身の正義感と現実の間に挟まれ苦悩しながらも、うごめく巨悪や政治的な思惑が絡まり合う国家の危機に立ち向かう姿を描く。小栗さんはある特殊任務で心に深い傷を追った元自衛隊員の捜査員・稲見朗(いなみ・あきら)、西島さんはかつて公安部外事課に所属していた真面目でストイックな捜査員・田丸三郎を演じる。小栗さんと西島さんは民放の連続ドラマでは初の共演で、2人が繰り広げる激しい格闘シーンもドラマの見どころの一つとなる。

 小栗さんはドラマについて「今のゴールデンタイムではなかなか題材として描きづらい作品」と前置きした上で、「何年か前に初めてこの企画の輪郭を聞いた時からいつか必ずやりたいと思っていましたが、実現することは難しいだろうと半ば諦めかけていたので、本当にここまでたどり着けて、とにかく携わっている全ての方々に感謝しています」と感謝の言葉。

 また「以前お会いした時に『いつかアクションのある面白いものをやろう』と話をしていたので、こういう形で実現できてとてもうれしく思います」と西島さんとの共演を喜び、「大いなるテーマを持った、今現在のドラマ界ではギリギリのチャレンジをしている作品になっていると思います。火曜夜9時に熱く、皆さんに楽しんでいただけるものになっていると自信を持っています。お楽しみに」と視聴者にメッセージを送っている。

 「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮題)」は、4月から毎週火曜午後9時に放送される。

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