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芳根京子:「不思議ちゃん」と安田顕が断言 “怪物”香川照之も認める

 女優の芳根京子さんが10日、丸ビル(東京都千代田区)で開かれたTBS系の連続ドラマ枠「日曜劇場」で放送される「小さな巨人」の制作発表に登場した。第1話の芳根さんと香川照之さんの会話シーンについて、安田顕さんは芳根さんを指して「この子は不思議ちゃん。あの“怪物”香川照之が、芳根さんに寄り添った演技をしている」と話し、芳根さんと香川さんが苦笑い。香川さんも「その通り! 紅一点の芳根さんのシーンは私にとっても新鮮」と認めていた。

 会見には、芳根さん、安田さん、香川さんのほかに、主演の長谷川博己さん、岡田将生さん、春風亭昇太さんが出席した。ドラマで軸になる「ポリシー」について質問された芳根さんは、他のメンバーがポリシーにひっかけてうまく回答する中、「ブログを5年間毎日更新していますが、そろそろ限界を感じています。やめようとして半年ぐらいやっていますけど、いつやめようかな……」とやや脱線ぎみに回答。長谷川さんらも大笑いしていた。

 ドラマは、警視庁捜査1課の刑事として活躍し、「未来の捜査1課長は間違いなし」と呼ばれるすご腕のエリート刑事だった香坂真一郎(長谷川さん)が、不用意な“ミス”で上司から裏切られ、所轄へと左遷されてしまう。そこは不器用ながら己の正義を信じて事件に挑む同僚たちがいて、香坂は感化されていく……という内容。事件に加え、警視庁本庁と所轄の確執、警察人事のあつれきなど、警察内部の権力争いも描いている。

 この日は、第1話の試写も行われた。ひとあし先に第1話を見た観客に、長谷川さんは「今後もさらに激しいものになっていきます」とアピール。昇太さんも「台本が来て読むたびに、僕らも『えー』という展開が待っています」と意気込んでいた。

 16日から毎週日曜午後9時に放送される。初回は25分拡大となる。

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