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武井咲さん主演の連続ドラマ「黒革の手帖」の一場面=テレビ朝日提供
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武井咲さん主演の連続ドラマ「黒革の手帖」の一場面=テレビ朝日提供

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黒革の手帖:“悪女”武井咲が夜の銀座でのし上がる アクの強い“魑魅魍魎“たちも続々登場

 女優の武井咲さんが主演する松本清張原作の連続ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の初回が20日、15分拡大で放送される。清張作品の実写化に出演するのは今回が初めてとなる武井さんが、愛と欲望が渦巻く街、東京・銀座で、若きママとして夜の世界を生き抜いていく“希代の悪女”原口元子を演じる。

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 「黒革の手帖」は、1978~80年に「週刊新潮」(新潮社)で連載された小説(新潮文庫)。これまで何度も実写化されてきた作品だが、連続ドラマとして放送されるのは、同局で米倉涼子さんが主演した2004年以来、約13年ぶり。脚本は映画「フラガール」、NHKの連続テレビ小説「マッサン」などの羽原大介さんが担当する。

 派遣社員として勤めていた銀行から1億8000万円を横領した原口元子は、その金と借名口座のリストを記した“黒革の手帖”を盾に東京・銀座に自身のクラブ「カルネ」をオープンさせ、夜の世界でさらにのし上がろうとする……というストーリー。夜の銀座に集うアクの強い“魑魅魍魎(ちみもうりょう)“たちを、江口洋介さん、仲里依紗さん、滝藤賢一さん、和田正人さん、内藤理沙さん、高嶋政伸さん、真矢ミキさん、高畑淳子さん、奥田瑛二さん、伊東四朗さんといった豪華キャストが演じる。主題歌は福山雅治さんが新曲「聖域」を書き下ろした。

 初回は、東林銀行世田谷北支店で派遣社員として働く原口元子は、親が残した借金を返済するため、夜は銀座のクラブ「燭台」でホステスとして働いていたが、上客である楢林クリニックの院長・楢林謙治(奥田さん)の目に留まり、ある日、「燭台」のママ・叡子(真矢さん)に連れられ、楢林とのゴルフに出かける。そこで大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋さん)と衆議院議員秘書の安島富夫(江口さん)と出会う。そんな折、東林銀行で、ある事件が発生。それを機に元子はこれまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決意する……というストーリー。ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の女性ドラマー”ほな・いこか“こと、さとうほなみさんも同じ支店に正行員として入ってくる新入社員・丸山聖華役で初回のみ出演する。

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