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19年大河「いだてん」:勘九郎の妻役に綾瀬はるか 新キャスト13人発表

 宮藤官九郎さんが脚本を手がける2019年のNHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の新キャストが1日、東京・渋谷の同局で発表された。中村勘九郎さんが演じる主人公・金栗四三の妻役で綾瀬はるかさんが出演する。綾瀬さんは「宮藤官九郎さんの脚本ということで非常にワクワクしています。撮影が楽しみでなりません」と笑顔で語った。

 また、大竹しのぶさん、生田斗真さん、中村獅童さん、シャーロット・ケイト・フォックスさん、竹野内豊さん、役所広司さん、杉本哲太さん、杉咲花さん、永山絢斗さん、勝地涼さん、ピエール瀧さん、古舘寛治さんも出演する。

  綾瀬さんは金栗の妻・春野スヤ役、生田さんは金栗の盟友・三島弥彦役、杉咲さんは三島家に仕える女中・シマ役、永山さんは金栗の東京高等師範学校の後輩・野口源三郎役、勝地さんは東京高等師範学校の同級生・美川秀信役、竹野内さんはストックホルム五輪日本選手団監督・大森兵蔵役、獅童さんは四三の兄、金栗実次役、フォックスさんは大森兵蔵の妻・安仁子役。

 古舘さんは東京高等師範学校の助教授・可児徳役、ピエール瀧さんは「足袋のハリマヤ」店主・黒坂辛作役、杉本さんは東京高等師範学校教授・永井道明役、大竹さんは金栗の養母・池部幾江役、役所さんは金栗が進学した東京高等師範学校の校長で恩師となる嘉納治五郎役を演じる。大河ドラマ初出演は、杉咲さん、永山さん、フォックスさんの3人。フォックスさんは「またNHKでお仕事できてうれしいです。本当に本当に光栄です」と喜びを語った。

 19年の大河ドラマのテーマは「オリンピック」で、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年を描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になるという。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは86年の「いのち」以来、33年ぶり。

 主演は、歌舞伎俳優の勘九郎さんと俳優の阿部サダヲさん。勘九郎さんは日本人初のオリンピック出場選手の金栗役、阿部さんはコーチとして日本水泳の礎を築き、「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治役で、勘九郎さんと阿部さんは“リレー”形式で主演のバトンをつなぐという。

 演出は井上剛さん、制作統括を訓覇圭チーフプロデューサー(CP)が担当し、また、音楽は大友良英さんと、13年前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」のスタッフが再結集することでも話題を集めている。

 放送は19年1月から。18年は鈴木亮平さん主演の「西郷どん」が放送される。

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