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長谷川博己:「国を守る役が続いたから」 GQ受賞を分析

 俳優の長谷川博己さんが、今年最も輝いた男性に贈られる「GQ メン・オブ・ザ・イヤー2017」に選ばれ、22日、東京都内で行われた授賞式に出席した。長谷川さんは「すごくうれしいです。GQ メン・オブ・ザ・イヤーは、昔から意識していました。私は、演劇出身ですから地味な役が多くて、華やかなところに出られるとは想像してなかった。最近は国を守る役が続いたからからかなあ?」と、映画「シン・ゴジラ」などでの役が“ハマった”と受賞理由を分析。「後は男性が魅力を感じるような役を演じられるようになったからかなと思っています。この賞に恥じぬように頑張っていきたい」と喜びを語った。

 GQの「アクター・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した長谷川さんは「去年『シン・ゴジラ』などに出て、『もしかしたら賞が取れるんじゃないか』とひそかに思っていたら、去年は取れなかった」と話して会場の笑いを誘った。今後についても聞かれ、「正義感の強い役が続きました。自分の(役の)イメージが付くのは嫌なので、ぶち壊して、ニュートラルな状態から作品に向き合っていきたい」と語っていた。

 同賞は、男性向けライフスタイル誌「GQ」日本版(コンデナスト・ジャパン)が2006年から毎年選出している。12回目の今年は、元「SMAP」の稲垣吾郎さんと草なぎ剛さん、香取慎吾さん、俳優の斎藤工さん、将棋の佐藤天彦名人、レーシングドライバーの佐藤琢磨選手、ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さん、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんも受賞した。

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