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ミス日本コンテスト2018:ファイナリスト14人お披露目 研究者志望の東大生も

 「第50回ミス日本コンテスト2018」(日本ミスコンテスト事務局)の最終候補者が4日、東京都内でお披露目された。ファイナリストとなったのは現役東大生や医大生、アナウンサー志望の学生、モデルや会社員ら14人。来年1月14、15日に行われる最終審査で応募総数2803人の頂点となるグランプリを目指す。

 同コンテストは第1回が1950年に開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出。50回目となる今回は「羽ばたく行動美人」がテーマ。

 東京大学理科二類1年の岡部七子さん(18)は、高校時代にショウジョウバエの幼虫の研究をしていたといい、「一年前、科学研究の世界大会に出場し、世界で戦う研究者になるためには、知識だけでは不十分と気付き、幅広い世界を学びたいという思いで参加しました」と応募理由を説明。「メークをしたことがなく、すっぴんで学校に通っています。勉強以外のことを磨きたい」と目を輝かせた。

 総合診療専門医を目指す東京女子医科大学医学部医学科5年の野崎小百美さん(23)は「医学だけでなく人としての成長もしたい」と意欲。慶応義塾大学文学部3年の高橋茉莉さん(21)は中止となった「ミス慶応コンテスト2016」のファイナリストでもあり、将来の夢は「吉川美代子さんのような、相手の立場に立って話を聞けるアナウンサー」で、「第4回ミス日本におばが出場していて、受賞はならなかったそうで、私が本大会で受賞したい」と意気込んだ。

 同じくアナウンサー志望で、2017年の 「ミス・アース・ジャパン」東京大会のファイナリストにもなった早稲田大学社会科学部3年の野田夏希さん(22)は「趣味は、母の影響で飛鳥時代の仏像巡りをするのが好き。いろいろな世代から愛される仏像のように、老若男女から愛されるアナウンサーになりたい」とほほ笑んだ。

 ◇候補者14人(敬称略、エントリー番号順、カッコ内は年齢)

佐藤佑香(25)会社員▽浦底里沙(21)モデル▽田中香穂(21)お茶の水女子大学文教育学部人間社会科学科3年▽市橋礼衣(23)会社員▽野田夏希(22)早稲田大学社会科学部3年

岡部七子(18)東京大学理科二類1年▽水草文香(23)アルバイト▽高橋茉莉(21)慶応義塾大学文学部3年▽寺浦帆南(21)大阪歯科大学歯学部歯学科3年▽山田麗美(20)東京音楽大学音楽学部声楽科2年

霜野莉沙(19)早稲田大学国際教養学部1年▽氏野遥南(19)神戸女学院大学音楽学部音楽学科声楽専攻1年▽野崎小百美(23)東京女子医科大学医学部医学科5年▽竹川智世(20)近畿大学国際学部国際学科2年

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