紅白歌合戦：安室奈美恵14年ぶり紅白出場「私らしく引退の日を迎えたい」　歌い終わり涙

　2018年9月に引退することを発表している歌手の安室奈美恵さんが、31日に放送されている「第68回NHK紅白歌合戦」に登場。安室さんが紅白を出場するのは第54回以来、14年ぶりで、今回は特別企画で出演。真っ白な門が重なるセットの中で真っ白な衣装に左肩に三つ編みを下ろした姿の安室さんが登場。視聴者に向けて「ファンのみなさん。私は9月に引退いたします。私らしく引退の日を迎えたいと思いますので、皆さん応援をお願いします」と言うと左手で顔をあおいだ。歌い終わると左手で胸を押さえ、感激したように目に涙を浮かべていた。

　歌う前に安室さんは、25周年を振り返って、「充実した25年間になったなと思っています」と話し、歌う曲「Hero」について「この曲は目標を持って、目標に向かっている人に向かって歌った応援ソング。自分もこの曲に励まされています」と話した。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」で、総合司会をお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんとNHKの桑子真帆アナウンサーが担当し、白組司会は人気グループ「嵐」の二宮和也さん、紅組司会は昨年に続き、2年連続となる女優の有村架純さんが務めている。

　昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中ニュース中断あり）に放送される。