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女優の二階堂ふみさんが19日、東京都内で行われた映画「海を駆ける」(深田晃司監督)の公開を記念した“予習上映”イベントに、“深田晃司作品代表”として登場した。二階堂さんは、水墨画を大胆にあしらったワンピースに足袋のようなデザインのブーツを合わせた個性的なファッションを披露した。
「海を駆ける」は、「淵に立つ」(2016年)で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した深田監督の最新作でディーン・フジオカさんが主演。インドネシアのバンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男(フジオカさん)が発見され、片言の日本語やインドネシア語を話すその男は、海で発見されたことからインドネシア語で「海」を意味する「ラウ」と名づけられた。NPO法人で災害復興の仕事をしている貴子(鶴田真由さん)と息子のタカシ(太賀さん)、親戚のサチコ(阿部純子さん)は、記憶喪失ではないかと診断されたラウをしばらく預かり、身元探しを手伝うことに。ラウの周辺ではさまざまな不可思議な現象が起こり始める……というストーリー。26日から公開。
イベントには深田監督の「ほとりの朔子」(13年)に出演した二階堂さんや「淵に立つ」に出演した古舘寛治さん、深田監督が出席した。