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女優の沢尻エリカさんが5日、東京都内で映画「猫は抱くもの」(犬童一心監督、23日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登場。劇中で演じた元アイドルを思わせる、涼しげな淡いブルーのミニワンピースとサンダルで美しい脚や背中を見せ、観客を魅了した。
ワンピースはイタリアのファッションブランド「FLAVIO CASTELLANI(フラビオカステラーニ)のアイテムで、ボタニカル柄の総レースタイプ。サンダルは大きなリボンが付いたキュートなデザインで、華奢(きゃしゃ)なアクセサリーを合わせて品良くまとめていた。
イベントには、吉沢亮さん、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のコムアイさん、犬童監督も出席した。
映画は、推理小説「猫弁」シリーズで知られる大山淳子さんの小説(キノブックス)が原作。かつてアイドルグループのメンバーで、現在は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の主人公の大石沙織(沢尻さん)は、今の自分が好きになれずに心に孤独を抱えていた。心を許せる唯一の存在はオス猫の良男(吉沢さん)で、沙織は日々、正直な気持ちを良男に話しかけていた。良男はやがて自分を人間だと信じ込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める……というストーリー。