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女優の菜々緒さん主演の連続ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」(日本テレビ系、土曜午後10時)がクランクアップを迎えた。美しくも非情な人事コンサルタント椿眞子を演じた菜々緒さんは最後のシーンの撮影を終え「みなさまお疲れ様でした。本当に感無量でございます」と、一言語ったところで、渡された花束を抱きしめて涙をこぼした。
菜々緒さんは、3カ月に及ぶ撮影を振り返り、「本当に至らない点ばかりで……。台本を覚えるのも遅いし、いつも台本とにらめっこしてるばかりで、現場でちゃんと対応できているのか不安だったんですけど、スタッフ、キャストの皆さんに支えられてここまでこれたと思ってます」と語った。
続けて「今回は悪女を超えた悪魔の役ができたと思っているので、今度は(佐藤)勝利君のように可愛らしい、壁ドンされたりあごクイされたりする女性の役をやれたらうれしいです。また皆さんとご一緒できるようにかんばりますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました」とあいさつすると、スタジオは大きな拍手に包まれた。
菜々緒さんより一足先に、共演の人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利さんも撮了を迎えた。菜々緖さんから花束を渡された佐藤さんは「しゃべろうとすると泣いちゃいそうなので」と言葉を詰まらせる場面もあった。すぐさま菜々緒さんから「泣かないでー」と言われ、共演の木村佳乃さんからも「おばちゃんが言ってあげようか」と温かいフォローが入り、現場に笑いが起こった。
佐藤さんは、「最後のセリフで『共亜火災が好きです』というセリフがあったんですが、僕もこのチームが大好きです」と思いを語ったところで、こらえきれず涙。続けて「(自身が演じた)斉藤博史の目線でドラマが進んでいくので、僕次第だなと思っていて、プレッシャーも感じていました。皆さんに『こんなに成長したんだな』と、いつか言ってもらえるようになりたいと思います。本当にありがとうございました」とあいさつした。
そんな佐藤さんに菜々緖さんももらい泣きし、「私もすごい不安だらけだったんですけど、勝利君とバディーとしてやらせてもらって、支えられてできたのでホントに感謝しています。Sexy Zoneも応援しています。最近は、中島健人くん推しになってますけど」と笑顔で語り、佐藤さんを送り出した。
ドラマは、「共亜火災」で人事コンサルタントとして勤務する椿眞子が主人公。眞子は、米国で仕事をしていた時代は会社に必要ない人間を容赦なくクビにし、「Missデビル」の異名で恐れられていた。会社で発生するセクハラ、パワハラ、派閥争い、モンスター社員といった問題を、眞子は悪魔のような大胆な方法で解決していく……という展開。最終話は16日午後10時に放送される。