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女優の篠原涼子さんが12日、東京・よみうり大手町ホールで開催された、13日に初日を迎える主演舞台「アンナ・クリスティ」の会見に役衣装で登場した。20歳の主人公、アンナ・クリストファーソンを演じる篠原さんは、深いVネックのレトロなワンピース姿だった。ワンピースは赤を基調にしたストライプ柄で、小物も赤いヘッドが特徴的なチョーカー、赤系のベルトとパンプス、赤いネイルと、赤で統一。強めのウエーブヘアで、グレーのロングコートを羽織っていた。
この日は、報道陣向けのフォトコールも行われた。フォトコールでは、グリーンのコート、ホワイトワンピース、ウエスタンブーツというカジュアルなコーディネートを見せていた。この日の会見には、共演者の佐藤隆太さんも出席した。
「アンナ・クリスティ」は、ノーベル賞作家、ユージン・オニールの戯曲。1930年にグレタ・ガルボ主演で映画化された。年老いた船乗りのクリス(たかお鷹さん)は、「船乗りは家族を不幸にする」という理由から農園の親戚に預け、5歳のとき以来、会っていない娘・アンナ(篠原さん)と15年ぶりに再会する。しかしアンナは虐待を受け、娼婦となり、身も心も傷つき、クリスのもとで回復したいと願っていた。数日後、アンナは難破船から救ったマット(佐藤さん)と出会い、恋に落ちるが……というストーリー。
舞台は、13~29日によみうり大手町ホールで上演され、8月3~5日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪市北区)で上演される。