「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の撮影を終えた本田翼さん=フジテレビ提供
俳優の沢村一樹さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(月曜午後9時)で、小田切唯役の本田翼さんがこのほど、クランクアップした。ミハン(未然犯罪捜査)チームの小田切を演じた本田さんは、ドラマの全体のオールアップとなる最後の出演シーンを撮り終えて、スタッフから「“ミハンメンバー”最後の卒業生となりました小田切唯役、本田翼さんオールアップです! お疲れ様でした!」と祝福を受け、最後のあいさつをした。
本田さんは、「皆さん、お疲れ様でした。“平成最後の夏”を『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』で過ごせて本当によかったです! 今回初めて刑事役、そしてアクションをやらせていただき、貴重な経験になりました。そしてこの作品を通じて出会えたキャストの皆さん、スタッフの皆さんがとても温かい方ばかりで、とても楽しかったです。平成最後の夏にすてきな思い出をありがとうございました」と語った。
ドラマは、桜木泉(上戸彩さん)の活躍と成長を描いた「絶対零度」シリーズの最新作。シーズン3となる今回は元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村さん)を主人公に、「未然犯罪捜査システム」(=ミハンシステム)を駆使して危険人物を割り出し、“未来の犯罪を予測して捜査する”チームの姿を描いている。
最終話(第10話)は10日に15分拡大で放送。井沢は、誘拐ビジネスをしている犯行グループに拉致されたミハンチームの山内(横山裕さん)を救出するために向かったベトナムで、死んだはずの桜木と遭遇する。井沢より先に山内を救出した桜木は、井沢に拳銃を向けながら憎しみのまなざしで「あなたは、ミハンに組み込まれた人間?」と告げ、現場から立ち去る。
井沢は東堂(伊藤淳史さん)に、桜木がミハンを知っていたこと、桜木の上司だった長嶋(北大路欣也さん)が資料課を探っていたことに触れ「何か知っているのか」と聞く。すると東堂は、新たな危険人物として桜木を示す。死亡を偽装し日本に潜伏する桜木は、誰を殺害しようとしているのか……というストーリー。