映画「ビブリア古書堂の事件手帖」の初日舞台あいさつに登場した黒木華さん
女優の黒木華さんが1日、東京都内で行われた主演映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(三島有紀子監督)の初日舞台あいさつに登場した。黒木さんはブルーグレーのシャツワンピースに黒い編み上げブーツを合わせたいでたち。ワンピースは光沢のあるストライプ風の柄が入ったデザインで、ふんわり袖とウエストのリボンが今年注目のレトロなムードだった。
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映画は、三上延さんの人気ミステリー小説シリーズが原作。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平さん)は、亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるため、鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を訪れる。
古書堂の美しい店主・篠川栞子(黒木さん)は、極度の人見知りだが優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めており、たちどころにサインの謎を解き明かす。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本を巡って、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける……というストーリー。
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