「SPECサーガ完結篇『SICK’S 覇乃抄・厩乃抄』」の会見に登場した木村文乃さん
女優の木村文乃さんがこのほど、東京都内で開かれた「SPECサーガ完結篇『SICK’S 覇乃抄(はのしょう)・厩乃抄(きゅうのしょう)』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」の会見に登場。「SPEC」で当麻紗綾を演じた戸田恵梨香さんからのビデオメッセージが公開され、戸田さんから「文乃」と親しく呼びかけられたことを聞かれた木村さんは「戸田さんとお会いして飲み明かしたことがあります。そのとき『この人は一生尊敬するな』と思っていた」と明かした。
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木村さんは、自身が戸田さんより1歳年上であることに触れながら「私のドラマを見てくださって『文乃頑張ってんじゃん』と言ってくれたのですが……」と感謝する一方で、木村さんは「『頑張ってんじゃん』ではなくて、この人と肩を並べられるまでは連絡を取らない、と勝手に自分で決めているんです」と思いを語った。さらに「こうして(戸田さんが私のことを)言ってくださることはうれしいけれど、同時にまだ追いついていないと思う」と振り返った。
会見では、戸田さん以外にも「ケイゾク」で柴田を演じた中谷美紀さんのビデオメッセージも公開されたが、戸田さんと同様に「せりふの差し替えが直前にある」など堤幸彦監督に愚痴を言う内容が多く、関係者を笑わせていた。木村さんは「2人のメッセージを見て思うのは、『やりがいを感じる』と言っているうちはまだまだ。私はやりながら作品の完成度をあげていくタイプですが、『これ以上やりたくない』というまで出し切れていない。悔しい」と思いを打ち明けた。
堤監督が「何て前向きな発言。いろいろなタイプがあって良い」とフォローしたが、木村さんは堤監督と植田博樹プロデューサーを見て「(将来的に)2人へ(戸田さんと中谷さんのように)愚痴を言えれば本物ですね」と笑っていた。会見には松田翔太さん、竜雷太さんも出席した。
「SICK’S 覇乃抄・厩乃抄」は、ドラマや映画が人気を博した「ケイゾク」「SPEC」に続く「SPECサーガ完結篇」シリーズの第2弾と第3弾。「SPECサーガ完結篇」は、右目の眼帯がトレードマークの天才・御厨静琉(みくりや・しずる、木村さん)と、元公安の刑事・高座宏世(たかくら・ひろよ、松田さん)が、特殊能力(SPEC)を持つ者たち=スペックホルダーを巡る権力闘争に立ち向かう……というストーリー。「SICK’S 覇乃抄」は動画配信プラットフォーム「Paravi(パラビ)」で2019年春に配信予定。
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