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滝沢秀明:芸能活動引退も「さよならではない」 今年を表す漢字は“行”「大きな決断をしたので」

 俳優の滝沢秀明さんが12日、東京都内で行われた主演ドラマ「連続ドラマW 孤高のメス」(WOWOW)の完成披露試写会に登場。年内での芸能活動引退を表明している滝沢さんは、今年を表す漢字を聞かれると「(芸能活動引退という)大きな決断を僕はしましたので、行く、『行』という字ですかね」と回答。「今回の決断は、皆さんとのさよならではない。さよならという言葉を僕は使いたくないので『行ってきます』という意味で、行という言葉を漢字一文字にしたいと思います」と説明すると、会場からは拍手が起こった。

 拍手を受け、滝沢さんは「とにかく大きな男になって……。まあ身長は無理ですけど(笑い)」と笑わせ、「人として大きくなっていきたいなと思います。みなさんの期待に応えられる男になりたいと思います」と力強く語った。

 同ドラマで初の外科医役に挑戦している滝沢さんは、演じた当麻鉄彦について「信念をすごく持っていて、どんな状況に置かれてもブレずに前に進んでいく。男が見てもすごくカッコいい生き方をしているなという役」と表現。MCから、信念を貫く当麻の姿が重なると言われた滝沢さんは、改めて自らの信念を聞かれ、「自分がやりたいことだったり、求められているもの、たくさんいろんなことがあると思いますけど、やはり自分の思いは、当麻のように大事にしていかなければいけないのかなと思います」と語った。

 イベントには滝沢さん、仲村トオルさん、工藤阿須加さん、山本美月さん、長塚京三さん、石丸幹二さんらが出席した。

 ドラマは、作家であり現役医師の大鐘稔彦さんの「孤高のメス」(幻冬舎文庫)シリーズが原作。2010年に映画化されたが、連続ドラマ化されるのは初めて。脚本は「連続ドラマW 沈まぬ太陽」などの前川洋一さん、監督は「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」などの内片輝さんが担当する。物語は、臓器移植がタブー視されていた1980年代後半、米国で経験を積んだ外科医の当麻鉄彦(滝沢さん)が地方の民間病院に赴任し、「地方でも大学病院と同じレベルの治療が受けられるべきだ」という信念のもと、あらゆる難手術に挑む。だが、日本初の臓器移植手術を前に、権力絶対主義と古い慣習に塗り固められた医療体制が立ちはだかり……という展開。

 WOWOWプライムで2019年1月13日から毎週日曜午後10時に放送。全8話で第1話は無料放送。

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