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大島優子:「罪と罰」ソーニャ役で“泥だらけ”のドレス姿に

 約1年にわたる米国留学から帰国後、初めて舞台に出演する女優の大島優子さんが8日、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で行われた舞台「シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.5『罪と罰』」の公開フォトコール&初日前会見に、共演者と役衣装で登場した。家族のために自己を犠牲にして生きる娼婦(しょうふ)のソーニャを演じる大島さんは、顔や体を“泥だらけ”にし、赤いドレスに黒いチョーカー、黒いレースアップのショートブーツといういでたちだった。

 舞台は、ドストエフスキーの名作が原作で、帝政ロシアの首都、夏のサンクトペテルブルクが舞台。会見には“正義”のためなら人を殺す権利があると考え、殺人を犯す主人公の青年ラスコリニコフを演じる三浦春馬さん、ラスコリニコフを疑い心理的に追い詰めていく国家捜査官ポルフィーリを演じる勝村政信さん、ソーニャの義母カテリーナを演じる麻実れいさんも登場した。

 英国の演出家フィリップ・ブリーンさんが、2016年にLAMDA(ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート)に書き下ろした戯曲をベースに、日本公演のために再構築した。東京公演がBunkamuraシアターコクーンで2月1日まで。大阪公演が森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で2月9日から17日まで。

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