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女優の蒼井優さんが15日、東京都内で開かれた「第42回日本アカデミー賞」の優秀賞発表会見に登場した。6年連続で司会を担当する俳優の西田敏行さんと共に、司会を担当した蒼井さんは「学生時代の学級会でも司会もやったことのない私が、人生で初の司会の場が、大きな舞台ということでとても緊張しています」とあいさつした。
今回の優秀作品賞は「カメラを止めるな!(カメ止め)」「北の桜守」「孤狼の血」「空飛ぶタイヤ」「万引き家族」の5作品が選ばれた。どの作品に注目をしているかと聞かれた蒼井さんは「正直『自分が出た作品がない』とは思いましたが」と冗談を飛ばしてから「(孤狼の血の)白石和彌監督に肩入れしてしまうところはあるかも。『カメ止め』は昔に私が『フラガール』で日本アカデミー賞に呼んでいただけた時の興奮を思い出します」と明かしていた。
同様に注目する5作品について質問された西田さんは「『孤狼の血』は私のライバルの役所(広司)君が出ているので、なるべく(最優秀賞は)取らないでほしい」と話して、観客を笑わせていた。
同賞は日本の映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられ、選考は日本アカデミー賞協会員の投票で実施される。今回の選考は、2017年12月16日~18年12月15日に公開された作品が対象。各部門の最優秀賞は3月1日に開かれる第42回日本アカデミー賞授賞式で発表される。