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映画「十二人の死にたい子どもたち」のビジュアル(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
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映画「十二人の死にたい子どもたち」のビジュアル(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

今週シネマ:25、26日公開の映画 「十二人の死にたい子どもたち」「愛唄」「デイアンドナイト」…話題作続々

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。25日に「天地明察」などで知られる作家、冲方丁さんの小説を映画化した「十二人の死にたい子どもたち」(堤幸彦監督)、4人組ボーカルグループ「GReeeeN」の楽曲を題材にした映画第2弾「愛唄-約束のナクヒト-」(川村泰祐監督)、アニメ「INGRESS THE ANIMATION(イングレス)」などの櫻木優平監督が手がける劇場版アニメ「あした世界が終わるとしても」、人気マンガが原作の映画「がっこうぐらし!」(柴田一成監督)、大泉洋さん主演の映画「そらのレストラン」(深川栄洋監督)が公開。26日に俳優の山田孝之さんが初めて全面プロデュースに徹した「デイアンドナイト」(藤井道人監督)が公開される。

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 「十二人の死にたい子どもたち」で12人の子供たちを演じるのは、杉咲花さん、新田真剣佑さん、北村匠海さん、高杉真宙さん、黒島結菜さん、橋本環奈さんら、勢いのある若手俳優たち。集団自殺するため、廃病院に集まって来た子供12人。ところが、予定の12人がそろったと思われたとき、主催者サトシ(高杉さん)が現れる。てっきり、既にベッドに横たわる死体で12人になると思っていた11人は仰天する。ならばこの死体はいったい誰なのか? 12人は安心して自殺するために、死体の謎を解き明かす……というサスペンス劇が展開される。

 「愛唄-約束のナクヒト-」は、2017年公開の「キセキ-あの日のソビト-」(兼重淳監督)に続く「GReeeeN」の曲を基にした映画第2弾。主人公の野宮透(トオル)を横浜流星さん、ヒロインの伊藤凪を若手最注目株の清原果耶さん、トオルの旧友の元バンドマン・坂本龍也を飯島寛騎さんが演じる。他人を夢中になるほど好きになったこともなく大人になってしまったトオル(横浜さん)が、自分の人生のタイムリミットを突然告げられる。そんなとき、元バンドマンの旧友・龍也(飯島さん)と再会、そして、運命の少女・凪(清原さん)と出会い、生きることの意味を考えながら成長していく青春ストーリー。

 「デイアンドナイト」は、長編映画初主演の阿部進之介さんが、自身の企画を藤井監督に打診したことから作られた。正義とは、悪とは、その境目はどこなのか、などを描いた完全オリジナル作品だ。東京の居酒屋で働いていた息子の明石幸次(阿部さん)は、父の訃報で帰郷する。明石の前にある日、児童養護施設のオーナー、北村(安藤政信さん)が現れる。明石は、北村が孤児たちを養うために非合法な手段で金を稼いでいることを知り……という展開。明石が心を通わせる、施設で暮らす少女、奈々を清原さんが演じている。

 「あした世界が終わるとしても」は、3DCGならではのダイナミックなアクションを楽しめるほか、高校生の恋模様が描かれる。幼い頃に母を亡くして以来、心を閉ざしがちな高校生の狭間真と幼なじみの泉琴莉の前に突然、もう一つの「日本」からもう一人の「僕」が現れる……というストーリー。

 「そらのレストラン」は、「しあわせのパン」(12年)、「ぶどうのなみだ」(14年)に続く大泉さん主演の北海道映画シリーズの第3弾。北海道せたな町で酪農を営む設楽亘理(したら・わたる=大泉さん)は、亡き父から引き継いだ牧場でとれる牛乳でチーズ作りに精を出していた。ある日、地元のマルシェに有名シェフの朝田(眞島秀和さん)が現れたことがきっかけで、作物のおいしさを再確認。地元で一日限定のレストランを開くアイデアを思いつく……という展開。

 「がっこうぐらし!」は、、マンガ誌「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)で2012年から連載中の海法紀光さん原作、千葉サドルさん作画のマンガ。ゾンビの出現によって崩壊した社会を舞台に、女子高生たちのサバイバル生活を描いている。オーディション番組「ラストアイドル」から生まれた「ラストアイドル ファミリー」の阿部菜々実さん、長月翠さん、間島和奏さん、清原梨央さんの4人がメインキャストとして出演する。

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