今週のイケメン：田中圭の主演連ドラクランクイン　高橋一生「反省なんかしなくていい」　前編

　1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回（2月26日～3月4日）は、田中圭さんが主演する連続ドラマがクランクインした話題、高橋一生さんが主演映画の舞台あいさつに登場した話題などが注目された。前後編で取り上げる。

　田中さんと、女優の原田知世さんがダブル主演し、4～9月に放送される連続ドラマ「あなたの番です」（日本テレビ系、日曜午後10時半）がクランクインしたことが2日、明らかになった。田中さんは「楽しいです！　初日から楽しいです！　むしろ初日が一番楽しいんじゃないかという説があるくらいです！」と手応えを語っている。

　また約半年にわたって、長丁場となる撮影が続くことについて聞かれると「共演者もスタッフの皆さんも服が変わっていくのが楽しみです。今日は寒くて自分たちも休憩中はベンチコートを着ていましたが、これがいつしか半袖・短パンになり、また長袖になるころにようやく撮影が終わるのかなと。そこが地味に楽しみです」とコメントしている。

　最初の撮影は、原田さん扮（ふん）する手塚菜奈と田中さん演じる手塚翔太の新婚夫婦がマンションに引っ越してくるシーンだった。コンビニに向かおうとした翔太が財布を忘れ、菜奈に、約10メートルの高さの距離から財布を投げてもらうという場面で、テストでは、原田さんが放った財布が田中さんの頭上を通り越し、失敗。しかし本番では見事一発でキャッチし、新婚夫婦として息の合った演技を見せたという。

　ドラマは、ミステリー好きなデザイナーの菜奈とスポーツジムのトレーナーの翔太という15歳差の新婚夫婦が引っ越し先のマンションで、住民たちの“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていく……というミステリー。

　高橋さんは2月26日、東京都内で行われた、女優の川口春奈さんとのダブル主演映画「九月の恋と出会うまで」（山本透監督、3月1日公開）の試写会に登場した。“未来からの声”が届くという映画の内容にちなんで「時空を超えて自分に伝えたいこと」を聞かれ、川口さんが「10年前の自分に、もっと勉強しなさいと言いたいです。真面目に話を聞いて（勉強をして）いたら、もうちょっといい大人になれたのかな」と自虐的に語ると、高橋さんは「現場で、いろんなことを見て吸収されている姿を見ているので、10年前に戻って反省なんかしなくていいんじゃないかな」と優しくフォローした。

　高橋さんは、同じ質問に「14歳の自分に、38歳になってもまだ自転車に乗っています（ということ）」と回答。14歳のときに初めて買ったロードバイクと同じ形の自転車で、今も仕事場まで行くことを明かしていた。

　映画は、松尾由美さんの小説が原作。旅行会社に勤める志織（川口さん）は、引っ越してきたばかりのマンションで、1年後の未来からの不思議な声を聞く。同じマンションに住む小説家志望の平野（高橋さん）は、志織からその声について相談をされ、志織にタイムパラドックスが生じていることに気づく。それは、志織の存在が1年後に消えることを意味していた……というストーリー。